シン・仮面ライター
皆さん、こんにちは。バイクが好きな一端は仮面ライダーにあると思うが、ワタクシが記憶してる限り、仮面ライダーのオモチャは持ってなくて(ウルトラマンが好きすぎて)、持ってたバイクのオモチャって、
(´・Д・)」 キョーダイン
だったんだよな、、、。
はい。そんな訳で、キョーダインで言うとグランゼル側、木賃ふくよし(芸名)です。
(´°Д°)」 え? キョーダインって何?
(´°Д°)」 仮面ライダーと同じ作者
石ノ森章太郎原作のヒーローですが…?
(´・∀・)」 仮面ライダー2号も出てるよ。
はい。ってな訳で、本日はようやく観て参りました。
変・シン! (o昼o)// 仮面ライダー!!
(´°Д°)」 シン・仮面ライダー!!
にわとりさんの奢りで。感謝。
さあ、シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオン、シン・ウルトラマンと大ヒットを飛ばしたリメイク「シン〜・シリーズ」 あ。エヴァは続編か。
ゴジラ、ウルトラマンと来たら、次は当然コレでしょう、
(o昼o)// 仮面ライダー!!
ってな訳で観てきたんですよ。世間では割と賛否ハッキリ分かれる感じの感想が多く、何しろ監督が庵野秀明だからな、どんなゴミを押し付けられても今さら驚かない覚悟はあるが、
(´°Д°)」 果たして面白いのか!?
映画の体をなさない駄作か!?
どっちだ!?
(´°Д°)」 判定!!
(´・Д・)」 思ったより普通。
いや、正直、多くの人の感想を観てると、「何じゃコレ?」って感想と「この面白さを理解できないなんて!」って二極化しており、ぶっちゃけ「映画の形になってない」可能性を危惧していた。
しかし、観てみると、案外普通。
言い方は悪いけど、「クソ映画耐性の低いフツーの視聴者が文句言ってる派」と、
自称・ゴリゴリの仮面ライダーオタクが、
1.こんなの俺が思う仮面ライダーじゃない! 撮り直せ!派
2.本音を言うと、映画の内容は理解出来ないけど、特撮オタクとしては、コレを理解できないとは言えないから褒めておこう。
3.クソ映画だけど、俺は好き。
と言う4派に分かれていると予測していた。しかしまあ、いざ観てみると、
(´・Д・)」 文句が出るのもわかるが、
覚悟してたよりフツーの映画だった。
うん。何て言うか、言われるほどクソ映画でもないし、言われるほど傑作でもないし、言われるほど気色の悪いオタク映画でもなかった。
ん? で、結論として面白かったのか? つまらなかったのか?
(´・Д・)」 うーん、
面白いか面白くないか
って聞かれたら、
(´・∀・)」 カッコ良かった!!
とは思うけど、映画として、物語として面白いかと言われると、
(´・Д・)」 オススメはしないかな。
ってぐらい。観たいけど迷ってるぐらいなら、配信待ちでいいんじゃない?レベル。
てかね、映像の美しさやカッコ良さ、デザインの秀逸さなら、シン・ウルトラマンを凌駕してた。映像の格好良さは邦画でも屈指の出来栄えだと思うのよ。
ただまあ、ストーリーなんかはお世辞にも「よくやった!」とは思わないし、単純明快、わかりやすいかと言われると「うう〜ん」って脚本な訳ですよ。
ぶっちゃけ、新しい「本郷猛」はそれはそれでウジウジしてて嫌いじゃないんだけど、それだったらシン・ウルトラマンみたいに別の主人公で良かったんじゃないの? って感じだし。
原作となる特撮や漫画の「仮面ライダー」からの引用や設定は沢山あって、旧来のファンとしては「そう! それ!」ってなる部分や、「その設定を持って来なくても」って部分もあり、賛否分かれるのも理解できる。
特撮部分、CGやアクションシーンも、わざわざ昭和レトロな映像にしてて、それが良い人と悪い人に分かれるのも当然だろう。
色んな感想を観てると、「アクションシーンが何をしてるのかわかりにくい」って意見があったりするけど、
(´・Д・)」 庵野秀明のハイスピード映像ってあんなモンじゃない?
「映像が暗い」なんかも言われてるけど、映像が暗くて何をしてるかわかりにくいのは、
(´・Д・)」 邦画全般やで。
予算がなくて映像がちゃちいから、画面を暗くして誤魔化すのは、むしろ邦画の伝統芸だろ。本作だとわざとそうしてる感も強いし。
物語も、何が言いたいのかイマイチって感じの意見があるが、
(´・Д・)」 エヴァに比べれば
超が付くほどわかりやすいし。
んで、「こんなのボクが思ってるライダーじゃない!」「原作と設定が違う!」「アレがソレでコレがドレだ!」なんてのは、
(´・Д・)」 知らんがな。
って感じだし、なんかもう賛否どちらの意見にもイマイチ賛同出来ないのよね。傑作でもなければ、駄作でもない。人を選ぶ怪作奇作って程でもないし、正直、
(´・Д・)」 どんな気持ちで
この映画を観たらいいのか
わからないまま終わった。
正直に申し上げまして、ワタクシは「無関係な素人の作品考察や解釈」ってのがあんまり好きじゃない。
ある程度事実に基づいているとか、その解釈は面白い!ってなれば構わないのだが、
(´・Д・)」 オタクの
願望や妄想をタレ流し、
「コレが真実だ!」
なんて気色が悪いのだ。
だから、これ以上の感想を書くと、まさに上記の要望や戯言になりかねない。
ワタクシとしましては、これ以上を書く事は本意ではないが、記事として割り切って書く事にする。
なので、結論から言うと、
1970年代の怪奇色を出したいのか、
レトロな特撮を再現したいのか、
最新技術でリファインしたいのか、
ダークヒーローを描きたいのか、
漫画原作へのリスペクトなのか、
庵野の考えるライダー映画なのか、
オタクが望むライダー映画なのか、
大人のための重厚な特撮映画なのか、
要素が色々あるのはわかるけど、
(´°Д°)」 ちゃんと
作品コンセプトを
絞り込んでから
映画を撮れよ!!
ってのが、「シン・仮面ライダー」に対する感想なのである。
何と言うか、仮面ライダーへの愛情が強すぎて、上滑りして空回りしてる感じ。漫画で言うと、良い部分もたくさんあるけど、なんか空回りしてる村枝賢一さんの「仮面ライダーSpirits」みたいな。
だが、まあ、物語やその他色々な部分は捨て置くとして、
(´°Д°)」 映像はめちゃくちゃ
カッコ良かったからもういい!!
ってのが優ってる感じである。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。