「頭が弱くても、朝は睡くて。」
僕は何一つ理解する事も出来ない造りをしたラヴマシーンなのだ。
要は、くるくるパーに成ったゾンビに等しくて。
事実を事実としてしか受け取れずに其の先で電球のスイッチを押す事も出来ないのだ。
低気圧とODを言い訳にして泥に成ったり肉に成ったりして。
そして御薬を飲み忘れたゴーストは囁く。
月の都に帰る時がイヨイヨ遣って来ている淋しさを。
只々、刺青みたいな親密さを得たかった。
表現としては、「キス」も「接吻」も素敵だけど、ヤッパリ「口付け」がピッタリと唇に嵌るのだ。
内臓に宝石が詰まった軀を見付けて欲しい。
僕の為に百年くらい、輪廻を待って居て欲しい。
「生きてる!」って叫んで、僕の帰りを信じて欲しい。
後日談として、其れでも神様みたいだったと評して欲しい。
美しいモノを感じると死にたく成るらしい。
ならば、僕はノーベル殺人賞を獲得する為に寝る間も惜しむまい。
「あのね」で始まる会話にズット憧れて居た気がする。
友達の話はもうソロソロ止めるべきなのかも知れない。
「護法少女ソワカちゃん」は何時終わったの?
ほら、答える人はもう居ないじゃ無いか。
其れなのに泪脆いトコロだけは意味も無く残ってしまって。
こんな状態だから、翼なんて別に欲しくなかった。
僕の此れまでの歴史に御布施を寄越せ。
同情も憐憫も要らないから、僕の倖いの証明を待て。
ズット詩篇に全てを捧げられると信じたい。
じゃないと耐えられなくて、爪先が痺れるのだ。
犬は撫で廻したいと思っているけど、少しづつ遠い存在と定義して離れていく。
息を吐いても、息を止めても、意味も無いのに夢に観ていても。
肉体改造してる可愛い男の子と格好佳い女の子の触れるか触れないかの一瞬に震えながら縋りたく成る。
僕が居ない僕の中にようこそ。
本当に体液を交換しようとした時にする真面目な顔が好き。
キットどうしようも無く、慕情とは笑えないモノだと思うから。
誰彼は未だ始まってすらなかったけれど、僕はちゃんともう終わって居るのだ。
シンクロした悪い夢の話で、運命を「さだめ」と読み、時代を「とき」読み、地球を「ほし」と読み続けて居るけど。
僕の表情が相手にどんな風に映ってるか判らないのが堪らなく怖い。
だからキット其れも、邪推の一つに違いないと確信して居る。
寝起きのストレスで人を殺した心地がして、ヤット秋が来たんだと知った。
「偶にはこういう日も悪く無い」と言える日にしたくて、イメージの中でさえ踠いている。
初めての出逢いでも「御久し振りです」の言葉で交わって往きたい人が沢山居るのだ。
生物学的には何が興味深いなんて、興味が無い。
太陽は僕を正し続けるから、後世に残せる理由を捜し続けて居る。
気付いた事に素直に飛び降りる事が出来たら、本当に佳かったのにね。