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#26 感情の消化と思考の昇華は一致する

熱いアプローチを受けて、1ヶ月間思案した末にオッケーを出し、お世話になっている会社を巻き込んでミーティングして、数時間に及ぶ遠隔ZOOMミーティングを何度も重ねて、来年2月に出版する予定になっていた本の企画が、溶けた。つまりは無くなった。

去年の4月にこのnoteに山の上のパン屋に人が集まるわけを書いた以降、ありがたいことに沢山の出版社さんから経営本を出さないか?と声をかけていただいたけど、全部断っていた。一過性の人気にすがったアプローチに尻尾を振って付いていくような段階ではなかったし、意味を見いだすことはできなかった。だけど、一緒にやれそうな人がいつか現れたら人と一緒に本を作ってみたいとも思っていた。

今回の出版の件は、お誘いいただいた編集者の方は店にいつの間にか足を運んでいただいて、手紙をいただき、自費出版した本も読んでいただいていて、メールで話し、とても好印象を抱き、思慮した上にやりたいと思ったことだった。

それが突如として「消えた」のだった。

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B面の平田が垣間見れる有料日記を始めます。テーマは「毒にも薬にもならない」です。「わざわざの平田」はわたしのA面で、対角にB面の自分がいて…

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