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浮気はどこから?ボーダーラインの基準や浮気された時の対処法について

パートナーに対して浮気を疑ったことはありますか?
相手を問い詰めてみると「浮気ではない」と言われてしまうケースもあるでしょう。
浮気のボーダーラインは人によって異なり、自分は浮気だと思っていても相手からすれば浮気だとは思っていないことも少なくありません。
そこで今回は、どこからが浮気になるのかボーダーラインを紹介しつつ、浮気された時の対処法も併せてご紹介します。
どこからが浮気になるのか、一般的な基準を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

■そもそも「浮気」の定義は?

浮気は法律上決められた定義はあるのでしょうか?
結論から言えば、浮気に関する法律上の明確な定義は存在しません。
そもそも民法や刑法といった法律文書の中で浮気という言葉は使われていないのです。
浮気が刑事罰または民事訴訟の対象になるかは、倫理観や文化的な背景によって解釈が異なるためです。
そのため、明確に定義されることは避けられています。
ただし、法律用語として「不貞行為」という言葉があります。
これは民法で定められた言葉で、夫婦や婚約、内縁関係の配偶者がいる場合、他人と性的関係を持つことを指します。
不貞行為は離婚事由の1つ「貞操義務違反」に該当し、たとえ不貞行為を行った側が離婚することを拒否したとしても、離婚事由に該当しているため離婚することが可能です。
恋人同士にはあまり関係のない言葉ですが、例えば婚約を行っている場合だと不貞行為という言葉が使用されます。

■浮気のボーダーラインはどこからどこまで?

浮気のボーダーラインは人によって異なりますが、一般的に浮気にあたるとされているのは以下の行動です。

・相手に対して恋愛感情を持っている

キスやセックスなどをしていなかったとしても、自分と付き合っているのに他の人に対して恋愛感情を抱くことは浮気になると考える人は多いです。
パートナーの心が離れていることから、浮気につながると感じています。
特に女性が恋愛感情を持っているかどうかが、浮気のボーダーラインになると考える人は多いようです。

・自分に隠れて連絡を取っている

友人同士だったとしても、自分に隠れて連絡を取り合っている場合も人によっては浮気と捉えられます。
隠しているつもりはなかったとしても、秘密にしている時点で下心があると感じられてしまうためです。

・ボディタッチやハグをしている

海外の文化とは異なり、日本では好きな人同士以外でボディタッチやハグをすることはほとんどありません。
特に異性に対してボディタッチやハグをすることは、浮気になると考える人も少なくないでしょう。

・手をつないでいる

子どもの頃は男女に関係なく手をつなぐ機会も多くありましたが、大人になると外で手をつなぐようなことは少ないです。
しかし、カップルであれば手をつないでいても不自然にはなりません。
だからこそ手をつなぐ行為を浮気と捉えている人もいます。

・2人だけで出かけている

お互いが友人同士だったとしても、2人だけでどこかに出かけていればカップルのように見られても不思議ではありません。
そのため、2人だけで出かけている場合も浮気と捉えられてしまうでしょう。
中には、仕事上の付き合いだったとしても2人で会うことに対して、浮気だと考える人もいます。

・同じ部屋で一晩過ごしている

同じ部屋に2人で一晩過ごすことは、親密な関係でないとできないことと考え、浮気と捉えられることが多いです。
たとえ何もなかったとしても、それを証明することは難しく、浮気と認識されてしまう可能性は高いでしょう。

・キスをしている

浮気はどこからがボーダーラインになるかと問われた時、「キスをしているかどうか」と答える人は多いです。
ボディタッチやハグなどはまだ友人同士なら許されるかもしれませんが、日本だとキスは親密な関係にある人とする行為なので、浮気と捉えられても無理はありません。

・肉体関係を持っている

他の人と肉体関係を持った場合はほとんどの人が浮気だと考えるでしょう。
肉体関係を持つことは法律の観点からしても、不貞行為として認識されていることから浮気だと断定する人も多いです。

■浮気された時の対処法

万が一パートナーが浮気していた場合、自分自身はどのような行動を取れば良いのか、わからなくなる方も多いでしょう。
そこで続いては、浮気された時の対処法について解説します。

・まずは冷静になることが大切!

確かな証拠はないものの、パートナーが浮気している可能性がある場合は、一旦落ち着いて冷静になることが大切です。
ここで感情的になり、相手を問い詰めてしまうと「浮気をしていない」と押し通されてしまう可能性があります。
まずは冷静になり、自分の気持ちを整理していきましょう。
自分がこれからどうしていきたいのかを考えられれば、次の行動も見えてくるはずです。

・話し合ってルールを決める

パートナーの浮気が判明した際には、冷静になるだけでなくコミュニケーションを取ることも大切です。
自分の気持ちを素直に伝え、パートナーのどんな行動が問題だったのかを理解させます。
その上で今後どのように付き合っていくか、ルールを決めることが大切です。
お互いが納得のいく形でルールを決めることができれば、元の関係性に戻れる可能性も高まります。

・話し合っても平行線が続くようなら別れる

話し合っている中でパートナーが問題を理解できず、ルールを設けようとしても妥協案すら通らないような状況の場合は、別れることも視野に入れる必要があります。
話し合いを重ねても問題が解決できないということは、そもそも価値観などがパートナーと違っていたと言えるでしょう。
好きな人と別れるのは非常に辛く、難しいかも知れませんが、自分を大切に考えて判断を下してください。

・浮気の証拠をつかんでおく

「パートナーが浮気をしているかもしれない」と疑った時は、証拠をつかむために調査することも大切です。
相手に直接尋ねても嘘をつかれてしまう可能性は高いので、浮気の証拠になるものを探してみましょう。

◎パートナーと浮気相手が長時間ホテルや自宅に滞在したことがわかる写真や動画
◎日帰りで帰るのが難しい遠方へ2人で行っている証拠の写真や動画
◎ラブホテルの領収書やクレジットカードの明細書
◎性的な行為をしたことがわかる内容のメールやLINEの文面、または電話や現場の録音データ

これらの証拠は不貞行為の証拠にもなり得るものです。
確かな証拠があれば、慰謝料請求などを行うこともできます。
ただし、1つだけの証拠だと認められない可能性があるので、なるべく多くの証拠を集めるようにしましょう。
また、証拠集めをするためにスマホやPCのロックを勝手に解除したり、スマホにGPSアプリを黙ってインストールしたり、カバンにボイスレコーダーを仕掛けたりするなど、相手のプライバシーを侵害するような行為は法的にリスクがあるため、注意が必要です。
 

今回は、浮気のボーダーラインや浮気された時の対処法についてご紹介してきました。
浮気のボーダーラインは人によって異なりますが、パートナーが別の相手に対して下心を持って接している場合は浮気と認識する人は多いです。
浮気をされてしまった場合は一旦冷静になり、自分の気持ちを整理するようにしましょう。
また、浮気をされた時は証拠を集めておくことも大切です。
浮気をされたにも関わらず自分が不利な状況に陥らないよう、注意しながら証拠を集めていきましょう。


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