「考え方のクセ」は改善できる
こんにちは。Kateです。なかなかいいお天気だけれど、レイジーな気持ちの日曜日。ハービー・ハンコックのCantaloupe Islandをお送りします。
人はひとりひとり、自分特有な「考え方のクセ」を持っています。それは自分の経験によって日々培われるものです。でも、その考え方のクセが、時として私たちの感情を不必要にすり減らすことになってしまうとしたら…。
考え方のクセとは、例えば?
下で詳しく実践していきますが、私と友達のエピソードです。
あるある!と、膝を打ったアナタ。
もしや、考え過ぎてモヤモヤしがちで、疲れていませんか?
「認知行動療法」という、本来うつ病患者などの方が実践するワークが役に立ちそうです。実は解説本も多数出版されていて、「なりたい自分になる」「しんどい気持ちをもっと楽に」と、病気の有無に関わらず広がりを見せているようです。
自分に起きた出来事、それによりどんな感情が生まれたのか。でも実際には、そう感じることは正しかったのか…?などなど、書き取って検証していきます。とてもシンプルなワークです。
私はインターネットで目にして「これはもしかして、人づきあいがニガテな私にも役に立つかも!」と思い、ノートを用意して書き始めました。何しろ、必要なのはノートと筆記具だけなのです。
※概要、やり方については、こちらのリンクをご覧ください。
では、私のケースをご紹介していきます。
①出来事
友達をランチに誘った。今、忙しいから時間が取れなくて、また来月のシフトが出たら連絡するねと言われたが、なかなか連絡がない。
②感情
不安80%
③ネガティブな考え
もう自分とランチに出かける気分でなくなり、シフトの口実で先送りされたのかもしれない。
④考えの根拠
ランチに行くたび、聞き上手な彼女に私ばかりしゃべり過ぎてしまう。もしかしたらいい加減、私の話を聞き飽きたのかも。
⑤考えへの反証
いや。彼女は多忙なナースで、本当に忙しい状況なのかもしれない。
⑥別の考え
ランチに行くたび、聞き上手な彼女に私ばかりしゃべり過ぎてしまう。もしかしたらいい加減、私の話を聞き飽きたのかも。
しかし、彼女は多忙なナースで、本当に忙しい状況なのかもしれない。(私のことが嫌になった訳じゃないのかも…。)
⑦感情の変化
不安30%
〜後日談〜
ナースの友達とはその後、会えたのですが、インフルエンザとコロナの罹患者が集中来院し、病院じゅう多忙を極めていたのだそうです。
私ばかり喋って嫌な思いを…というのも杞憂でしたが、この日からもっと彼女の話も聞くように務めました。
🍧
このように、個々の出来事を日記感覚でノートに書きためていきます。何かモヤっとする出来事のあとにノートを開くと、過去にも似たようなシチュエーションで似たモヤモヤを経験した自分の記録があるのです。あー!またやってる、私!!と笑ってしまいます。
こうして客観的に振り返ると、自分の「考え方のクセ」が少しずつ、明らかになってきます。そうすると、次回はこんな風に感じなくて良いんだな…とホッと安心したり、もうこの考え方は卒業できたなと、自信につながります。
簡単なワークを積み重ねることで、より楽な考え方を手に入れてみませんか?積み重ねるものなので、即効性というよりはある程度長い目で見ることが必要となりますが、「私の考え方のクセって取るに足らないなあ。」「こんな風に感じるもんなんだ!面白いなあ、私の思考。」と思えたら、やりがいを感じられますよ。
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