こんな時こそ落ち着いて、励まし合って過ごそう
こんばんは。Kateです。
自然災害の心配のせいで落ち着かない、気忙しい日々を送る方も多いと思います。私自身も、非常時への備えを見直す中で、気持ちとして備えることの重要さもあるのではないかと思い、今日はそのようなお話をしたいと思います。
「落ち着く」ことが何より大事
怖いという思い、何から手をつけていいか分からない備え。こうした時不安が膨れ上がると、普段の生活がスムーズに送れなくなってしまいます。心配し過ぎるのはやめて、地道に今できる無理のない備えを心がけてみましょう。
今回も日本の各地で、物資を買い過ぎる現象が起きているというニュースを目にしました。日本の流通網はとても良くできていますから、みんなが必要な分だけ入手すれば翌日、翌々日には再入荷がなされます。落ち着いて徐々に買い足すよう、他の方へ思いやりを持てるといいですね。
落ち着く、というのは具体的には「呼吸」「心拍数」が普段通りに安定している状態で、焦りや恐怖のない、穏やかでポジティブな気持ちでいられる状態です。落ち着いていれば、急ぎ過ぎて判断をあやまることなく、楽観的・理性的に考えることができます。
よく平常心を保つのが大事と言いますね。この機会に、自分は何をしたら平静さを取り戻せるか、自分なりのルーティンを見直したり、身近な小道具を準備すれば良いでしょう。
私にとってのルーティン・小道具はというと、瞑想、読書、木々の見える近所の散歩、音楽、自然音(Spotifyなど)、アロマセラピー、お茶やコーヒーなどです。
おひとりさま連盟を作る
私のように、普段ひとり暮らしをされている方、特に年齢を重ねた方はさぞ、ご不安も多いと思います。こういう時こそ、ひとり同士連携するのはどうでしょうか。例えば、仲良し同級生のうちひとり暮らし同士で小さなLINEグループを作る。お茶会を開催してみる。などです。
いざという時に物理的に助け合うというのも良いですが、あまり負担が重くなるのもいけないのでせめて「怖い時に怖いねと言い合える仲間がいる」だけでも、十分に心の拠り所になるのではないでしょうか。実際に会うお茶会でも、LINEお茶会でもいい。ネットワークを作っておけば、今度手に入れて良かった非常食や防災グッズ・新種サービスなどの情報交換もできますね。
励まし合える仲というのは、生きていく上で本当に大事です。たとえ約束が流れてもいいので、1〜2週間後に会う約束をしてみて、それを励みに日々過ごすのもイイですよね。予定があったり少し忙しく活動していれば、取り紛れて心配が膨らむことも減りますね。
つらい時にがんばりすぎない
気分障害や睡眠障害を経験している身から言わせていただくと、このように大災害の可能性が言われている中「大変なのはみんな同じだから」と、誰かを頼らずに、まるで自分を追い立てるようにがんばり過ぎるのは良くないと思います。それというのも、「地震が起きるかもしれない」と思う気持ちが引き起こす「心配」や「不安」は、人によって大きさがまるで違うからです。
自分でも抱えきれない不安がある時には、決して無理をしない方がいい。そんな時は、例えば今急いでしなくても困らない家事は手を抜くなどして(洗濯頻度を減らす、片付けはがんばらないなど)、積極的に体と心を休め、いかに無難に明日を迎えるかだけ目指せたらいいと思うのです。上記のように誰かと連帯し、心細い胸のうちを聞いてもらうのも有効です。
このような状況が永遠に続く訳ではありません。私のように不安を抱えがちな方も、ひとり住まいの方も、なんかこうがんばりすぎずに励まし合いながら、日々を安寧に過ごせないかなあと思って…。少しなりとも暮らしのヒントになるようなことがあれば、うれしいです。
最後になりますが、渡辺貞夫さんがロバータ・フラックをフィーチャーした「Here's To Love」をお届けします。高校生の私がロバータ・フラックを初めて知った、ハートがあったかくなる曲です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?