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【髪の正しい乾かし方】ツヤまとまりに差が出るドライヤー時短テク

お風呂上がりの濡れた髪。そのまま自然乾燥させるのは髪にとって良くないことは前回の記事でもお伝えしてきました。でも、特に髪の長い人は、乾かすだけでもかなり時間がかかって疲れてしまうという方や、毛先の向きやトップのボリュームに変な癖がついてしまって、どうやったらうまく乾かせるの~!という方も多いのではないでしょうか。今回は、時短かつ、指どおりのまとまりやツヤに差が出る効果的な髪の乾かし方を伝授いたします!

この記事はこんな方におすすめ|ドライヤーあるある悩み

ドライヤーで髪を乾かす時、こんなお悩みはありませんか?
▶乾かすのに時間がかかって疲れてしまう
▶ドライヤー後は髪がパサついてしまう
▶髪の分け目に変な癖がついてしまう
▶ドライヤーの冷風の役割って?

髪を乾かすのにかかる時間は、髪型やドライヤーの種類によって
変わってきますが、一番の要因は髪の長さと量です。

髪が長い方や量が多い方は髪を乾かすだけで15分近くかかってしまうことも…。腕がだんだん疲れてしまってついつい自然乾燥のまま寝てしまったり…。

また特に気温の高い夏場や梅雨の時期などは、ドライヤーを使う時間をなるべく短くさせたいですよね。

実は、ほんの少しのテクニックで髪が長い方でもドライヤーの時間を半分にすることもできるのです!(実際に私も髪が胸下まであるので15分かかっていた時間が7分まで時短できました!)

ドライヤー時の大きなポイントは、髪をパーツごとに分けて乾かすことです!その他にも今日から簡単に始められるほんのちょっとの工夫をご紹介いたします。

時短テク1)お風呂を出る前のひと手間

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ドライヤーの時間を短くする方法の1つとして、まずは、お風呂から上がる前に髪の水分を優しく絞り切ることが大切です。

そんな簡単なことでいいの?と思われるかもしれませんが時短のためにはかなり重要なステップです。驚くほどドライヤーの時間が短くなるのでぜひ試してみてくださいね。

時短テク2)こすらず優しくタオルドライ

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髪の水分を絞ったら今度はタオルで優しく水気を取っていきます。この時も同様に一番気をつけたいのは「濡れた髪は特に優しく扱う」こと。

ついついやってしまいがちですがごしごし拭き取るのはNGです!タオルを髪の上で擦って滑らせるのはダメージに繋がってしまいます。

頭にタオルを置いたらシャワーの水分でぺたっと固まった髪をほぐしていくように、できるだけ髪の上を強く滑らせないように頭皮だけを動かすイメージで頭皮と髪の根元の水分をタオルに吸収させてあげましょう。

髪の中間~毛先も、タオルでごしごし擦って拭くのではなくタオルで髪を挟んでプレスするように、優しくとんとんと水分をタオルに吸収させます。

時短テク3)ドライヤー前に櫛で髪を梳かす

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髪が長かったり毛量が多い方は、髪をドライヤーで乾かした後に毛先に結び目ができてしまったり、指が通らず絡まってしまった、なんて経験のある方はいませんか?

髪は水に濡れると、髪同士がひっつきやすくなる傾向があります。

櫛を通さずにドライヤーをしてしまうとくっついた髪と髪の間にドライヤーの風が届きづらく、結果として乾かす時間が長くなってしまいます。
また、髪の絡まりやドライヤー後の髪の指通りも悪くなってしまいます。

ドライヤーしたあとに髪1本1本がサラサラな指通りを目指すなら、ドライヤー前の梳かしがおすすめです。

櫛で髪を梳かす時にはキューティクルの流れに合わせて櫛を入れると梳かしやすいですよ。
①まずは毛先をほぐして
②その後中間→毛先
③櫛がひっかからなくなれば根元→毛先まで梳かす

このような順番で髪に負担なくやさしく梳かしてあげましょう。

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櫛が髪にひっかかっても無理やり櫛を引っ張って梳かすのは絶対にNGですよ。

時短テク4)パーツごとに乾かすイメージで

ここまで上げてきたポイントの中でこのポイントが一番実践している方が少ないかもしれません。

髪を乾かす時は、なんとなく髪全体に風を当てるのではなく、パーツごとに根元から指を通しながら、”根元まで乾いたら次のパーツ”と意識して乾かしていくと驚いたことにかなり時短になります!

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乾かす順番は
①前髪
②左右の耳上
③トップ
④うなじから髪を分けて左右
(髪を二つに分けて左右で2つに結ぶイメージです)

それぞれのパーツを順番に塗りつぶしていくように、まずは髪の根本を乾かします。

ドライヤー時短のメリットは腕が疲れないばかりか、髪にとってもいいことがたくさんあります!濡れた髪は、キューティクルが剥がれた状態で髪の中の栄養が外に流れ出やすくなっているため、やさしく扱わないとパサつきやダメージの原因になってしまいます。
ですので、髪の防御レベルの低い状態、つまり髪が濡れた状態をできるだけ短くすることは髪をダメージから守ってあげる大切なポイントです。

しかし、ただ急いで乾かそうとばかりしてしまっては、逆に髪のキューティクルを開かせてしまう場合もあるので注意が必要です!

ここからは、キューティクルを整えやすくするドライヤーの当て方のコツをご紹介いたします。

コツ1)ドライヤーは必ず髪に対して上→下に

先ほどもお伝えした通り、濡れた髪はキューティクルが開いた、ダメージを受けやすい状態です。髪のキューティクルには向きがあって、この向きに逆らわずに上→下に風を当てると、自然とキューティクルが閉じやすくなります。少し腕は疲れやすいかもしれませんが髪のツヤ・まとまりに繋がるポイントです!

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普段のドライヤー方法を思い返してみると、下→上に風を当ててしまっていませんか?キューティクルを逆撫でする方向になってしまうので内側から広がりやすくごわつきの原因になるので注意してみてください。

コツ2)まず髪の根元から乾かす

さきほどお伝えしたように、水に濡れた髪の根本はすきまが少ないためかなり乾きづらい状態です。

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その一方で、髪の中間~毛先にかけては、根元を乾かす時の風が流れて
自然と乾いていくので、時短テク4でお伝えしたどのパーツを乾かす時も、まずは髪の根元に風を当てて乾かしていきましょう。
各パーツの髪を乾かす正しい順番は、
根元→中間→毛先です!

逆に、中間・毛先→根本の順で乾かしてしまうと、中間~毛先に風が当たりすぎてオーバードライとなってしまいます。
「根本近くはサラサラなのに毛先はパサつく」
「髪に静電気が起きやすい」
のような心当たりがある方は注意したいポイントですね。

コツ3)毛先は髪の内側から軽く引っ張りながら

時短テク4にある通り、
①前髪
②左右の耳上
③トップ
④うなじから髪を分けて左右
(後頭部で分けて髪を左右で2つに結ぶイメージです)

この順番で髪の根元から乾かしていって、指を通しても乾いたなと感じたら、今度は、流れた風でまだ半乾き状態の中間~毛先を乾かしていきます。(ショートヘアの方の場合は、根元から乾かすここまでの過程でほぼ髪全体が乾いているはずなので毛先の乾かしは不要です)

髪の中間~毛先は、ドライヤーの当て方でまとまり感や毛先の向きがかなり変わってくるので、風をうまくつかって髪をスタイリングしていくような感じで当てていきましょう。

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指を櫛のように髪に通して、毛先を流したい方向へ少し引っ張りながら風を当てるとまとまりやすいです。毛先は特に、手を添えないで風をいろんな方向から当てていると、変な癖がついてしまったり右側は外ハネ左側は内巻きに…のようになってしまいやすいです。髪の長い方や、乾かしたあと特に髪を巻いたりせず、そのままドライヤーがスタイリングになるという方はぜひ試してみてください。

コツ4)最後は冷風でクールダウン

ここまでのやり方で髪全体が乾いたら、最後にドライヤーの冷風スイッチON!冷たい風を20秒ほど髪全体に当てて残りの水分を飛ばして髪を冷やしてあげます。

また、夏場や梅雨の時期のドライヤーはせっかくお風呂上りなのにドライヤーの温風で汗をかいてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか?

夏場のドライヤーを快適に行う方法として一番簡単なのは、シャワーの温度を39度くらいの少しぬるめに設定することです。こうすることで身体に熱がこもりにくくなります。

また、ドライヤーの温風は洗面所などのかなり狭い場所では熱気がこもって室温が上がってしまいやすいので、エアコンの効いた広めの部屋などでサーキュレーターなどを活用して身体に熱がこもらないようにするのがおすすめです。

まとめ|乾かし方だけでも指通りサラサラ髪へ

シャワーを浴びた後の濡れた髪は、いわゆる髪を守る防御壁であるキューティクルが開いていて、髪の栄養分であるたんぱく質や水分が髪の外に流れ出やすく、ダメージを受けやすい無防備な状態です。

濡れた髪はできるだけすぐに乾くように、いかに開いたキューティクルを閉じてあげるかが大切です。

今回たくさんご紹介したテクニックは一見すると難しそうですが、2、3回行うと意外と慣れてくる簡単なものです!

ドライヤーだけでも指通り・ツヤ・まとまりに差が出て乾かす時間も時短できる!簡単なのでぜひ今日から始めてみてはいかがでしょうか。

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