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数学と塩分と記憶

中学時代、数学の授業中に先生が言った与太話。

お父さんがお味噌汁を飲んで一言「しょっぱい。塩分が多いと体に悪いからお湯を足してくれ、母さん。」

お母さんがポットからお椀にお湯を足す。

お母さん「はいよ」

お父さん、お椀を受け取って一口飲み一言「これで良し」

ちゃんちゃん。

どうやら笑い話のようだが、どこが笑うところなのかわからなかった。

ぽかーんとしていると先生が解説してくれた。

水を足して味が薄くなっても、飲む塩分の量は変わらない。

あれは割合についての授業だったな。

なんてそんな話を思い出しつつ、作った煮麺がしょっぱくて差し湯をしております。



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