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カチカチのリンツ/日記1

2020/12/24(木)

・今年の4月から台湾で生活している。最近は無気力な日々を送っている。
3ヶ月前までは日本人の知り合い夫婦が近所に住んでいたから、月に1・2度は食事に行っていたんだけど、彼らが帰国してからというものの夫以外に会話する人間が居なくなった。
帰国した知り合い夫婦は一風マニアックな趣味の人たちで、話題は決まってオカルトやレトロ漫画などアングラなネタ。会うたびバモイドオキ神やオウム真理教について熱っぽく語っていた。

・孤立感
夫以外に話す人間が居ないこの環境を招いたのは自分自身で、こちらの言語を勉強することや交流の場に参加する選択をしなかった結果である。言語学習に消極的な理由は、まず台湾生活が一年未満という期間限定的なものだから重要視していなかった。あと、そもそもコミュニケーションについて消極的な気質であるということ。

でも、こうして寂しくなってしまった。だから、日記を書くことを始める。

・リンツのリンドールミルクチョコレートを食べている
先日、スーパーで買ったもの。クリーミーなチョコレートが好きなので気に入っている。ひとつ難儀なのは、とても溶けやすいから常温保管ではトロトロになってすぐに食感を損なってしまうし、かといって冷蔵保管をしているとカチカチに硬くなってしまってこれまた食感を損なってしまう。
それでもカチカチのままヒョイパクと雑に食べているけど、本来は(食べる10分前だかに冷蔵庫から出して)これから10分後に楽しむぞ、という気概をもってお膳立てして、丁寧に楽しむべき商品なのだろうなと思う。
でも、いつも面倒臭くてカチカチのまま、歯が痛いなぁと思いながら食べている。

・オモコロチャンネルを観ている
我が家にはTVがない。TVそのものはあるけど契約をしていないから映らない。日本人と話すことや団らんしている状況が恋しくなって最近YouTubeを観るようになった。そうしてTVのバラエティ番組のようなガヤガヤ感を求めて行きついたのがオモコロチャンネル。
バラエティ的ワイワイ感はもちろんあるのだけど、彼らは会社所属だし恐らく実際に会社の会議室で撮影しているので、そんな会社員のワイワイ感を懐かしく好ましく感じるのだ。
私は今年台湾に来るまで10年以上会社員生活をしていた。現在その会社員生活をしていないことが、寂しさ構成要素のひとつであるように思う。
note日記で気持ちを晴らそうとしているこの試みも、オモコロのダ・ヴィンチ・恐山さんと永田さんのnote日記を読んだから、という清々しい影響の受けっぷりである。

・初めての記事
とりあえず機能紹介なども読まずに感覚的に文字を綴っただけだが、こうして最低限スラスラと記事を作ることができて結構楽しい。

今日はクリスマスイブだけど、別にあまり関係がない。リンツミルクチョコレートを買ったスーパーで入手した鯖の水煮缶で、鯖カレーを初めて作ってみようと思う。

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