僕には夢がある

北海道に住みたい。
数頭の牛と馬を大事に育てて、世話が終わったらのんびりと原っぱで漫画を読みながら寝ていたい。採れたての農作物を近所の人に分けて貰って絞ったばかりの低温殺菌牛乳を飲みたい。

学校の先生になりたい。
教科書に載っていないことをたくさん教えてあげたい。息苦しさを感じている子がいればそれこそが外に出る原動力になると伝えたい。

日本も海外もどこへでも行きたい。
目的地もないままヒッチハイクをして、普通に生きていれば一生行くはずのなかった場所で出逢うはずが無かった人の厚意を受け取って、時には悪い人に騙されながらも人の心に触れて、泣いても笑っていたい。

とても落ち着く、誰よりも安心出来るパートナーを見つけられれば幸せだろうけれどずっと手に入らない、だけど憧れてしまう悪いお姉さんに手のひらで転がされて騙されて、そんな事にも気付かずにその人を愛して死んでいくのも悪くない。ルパンにとっての峰不二子みたいな存在はとても羨ましい。

今、ここに書いていない様な事をしたい。
したいとすら思えていない、まだ知らない何かぶっ飛んだ事をやってみたい。言葉では表せない、好き勝手にクレヨンを押しつたあの画用紙の様な。行き当たりばったりの完成図も何もないとこから始める生き方をしたい。

なんだって良い

どんなバカをしたっていい

もう少し好奇心に振り回されて生きていたい。

身体が赴くままに