冬のソラ

冷たい風に触れるたびに

君と歩いたあの日を

思い出す。

初めて二人で逢った日も

雪が降ってた。

あたしの冷えた手をとり

君の手で温めてくれた。

どんなに険しい道でも

手を取り合って

進んでいける気がしてた。

その手を

振り払うことがあるなんて

思いもしなかった。

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