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お鍋の季節が始まった話

暑さ寒さも彼岸まで
と言いますが、本当に急に気温が下がったり、それでも日中の気温は高くなったりと、身体がなかなか追いつかないですね。
風邪をひきやすい季節でもありますので、気を付けてまいりましょう。

だんだん風が冷たくなってくると、恋しくなるのがぬくもりです。
そう、お鍋のぬくもりが恋しくなる…
そんなことをおしゃべりしている今週のポッドキャスト📻

お鍋の美味しい季節です。
いや、鍋料理はいつだって美味しいですけどね。それでもやっぱり寒くなってくると、熱々のお鍋に箸を伸ばしたくなるものです。

さっそくスーパーに出かけてみると、鍋ツユの品ぞろえが増えていて、
「ああ、今年もこの季節がやって来たなぁ」
としみじみ思うものです。

ちゃんこ鍋、キムチ鍋、海鮮鍋。しょうゆ味、味噌味、とんこつ味。
豊富なラインナップに、今夜はどの鍋ツユで楽しもうかと、その一角で立ち止まってしまう。
最近はラーメン屋とのコラボ商品も並び、『魚介出汁のしょうゆ味』だとか『濃厚しょうゆ豚骨味』『鶏白湯』なんてのもある。
『ポトフ』や『チーズフォンデュ』なんてものもあり、なんとまぁ、ハイカラな鍋ツユもあるものだと、ひとつひとつの商品を手に取って眺めてみますが、正直、味の想像の付かないものも多々あります。

『ポトフ』なんて料理はホント、ここ最近知ったものだし、『チーズフォンデュ』なんて生まれてから1度だけしか食べたことがない。(その1度食べたことはポッドキャストでおしゃべりしています)

振り返ってみれば幼い頃、まだ昭和の頃です。
鍋のつゆと言えば、土鍋に水を浸し、ちょっと贅沢に…なんて日には日高昆布が投入されグツグツ煮て、そこにしょうゆを適当、みりんを適当、日本酒を適当にドバドバと注ぎ、一口味見を…となめてみると
「しょっぺっ!」
となり、ここに何を追加すれば味がまろやかになるのか、何を継ぎ足せば味に深みが生まれるのか?また適当に日本酒などを加えて、結果、鍋いっぱいの鍋ツユを作ってしまう。そんなこともありました。

なんだかいつもワンパターンな味付けで、正直幼い頃は、
「今日はお鍋よ~」
と言われても、そんなにテンションが上がらなかった。
でも、昨今の鍋ツユはバラエティ豊かで、ストレートタイプのもの、希釈するにしても水何ミリリットルと表示されているので、味で間違うこともない。

そんな、鍋ツユの中で、私が先日食べたのは、
『天下一品鍋スープ』
天一好きだが新潟に暮らす私は気軽に天一を味わえないもどかしさ。(新潟には天下一品のお店がない)そんなもどかしさを解消してくれるこの鍋ツユ。
たしかに、お店で味わう天一の「こってり」の再現!とまではいかないまでも、鍋のつゆとしては十分『天一感』を出している。
その味わい、独特の香り。ついつい箸が伸びてしまう。

ダイエットをしている私としては、鍋料理はヘルシー料理と言われてはいるものの、ついつい食べすぎてしまうのも困ったもので、最後の野菜のひとかけら、肉のひとかけら、梅雨に一滴まで食さないことには納得いかない。
こうしてまた食べすぎたーと日々を送ることとなるのでしょう。

今年も目指すは、自分で作ったハクサイ、ダイコンで鍋料理を作ること。
お腹いっぱいで腹が満たされたところで、この秋は畑仕事にもいそしんでいこうと、そう思うのでした。

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