ビジネスとボディメイクが生み出すシナジー

ビジネスとボディメイク、一見するとまったく異なる領域に思えるかもしれません。

昨年からボディメイクに取り組み始めた私は、両者には驚くほど多くの共通点があることに気づきました。

ビジネスのスキルがボディメイクに応用できるだけでなく、ボディメイクのスキルもビジネスにおいて重要な教訓を提供してくれるのです。それでは、ビジネスのフレームワークを活用して、ボディメイクとビジネスの共通点を探っていきましょう。

  1. 計画と準備: SMART目標設定


ビジネスでは、SMART目標(「Specific」,「 Measurable」,「Achievable」,「Relevant」, 「Time-bound」)が成功のカギと言われます。「具体的」で「測定可能」な目標を設定し、「達成可能」で「関連性」があり、「期限を設ける」ことが重要です。

ボディメイクの世界でも具体的な目標を設定することが効果的です。例えば、「3ヶ月で体脂肪率を5%減らして腹筋を割る」、「上腕の周囲をあと1cm太くして40cmにすることでよりTシャツの似合う体型になる」、「ウェストをあと3cm細くすることでキツくなったお気に入りのジーンズを再び履く」など。

「月100km歩いて健康的な体型になる」といった抽象的なものではなく、目標設定が具体的になっていることで、計画的にトレーニングや食事管理を進めることができます。

2.適応力と柔軟性: SWOT分析


SWOT分析(「Strengths」,「Weaknesses」,「Opportunities」,「Threats」)は、ビジネス環境の変化に対応するための有力なフレームワークです。

ボディメイクでも、自分の強み(Strengths)を活かし、弱み(Weaknesses)を補い、機会(Opportunities)を捉えて脅威(Threats)を回避することが成功の近道です。

自身の強み(背中が広く大きい、ウェストが細い、脚が長い、など)をアピールしつつ、弱み(腕が細い、なで肩、顔が大きい、メリハリがない、など)を極力隠すような鍛え方、ポージングを学びます。

また、ボディメイクの大会にも色んな種類があります。モデル体型が好まれる大会や、筋肉の発達具合が評価される大会、ビジュアル重視の大会など様々です。自分の長所が活かせる大会を選ぶ方が評価される機会に恵まれるでしょう。

尤も、トレンドは目まぐるしく変わります。最も評価されるポイントを常にアップデートする意識を持つことが、長く評価され続けることにつながります。

3.問題解決: フェルミ推定


ビジネスの世界では、実際に調査し求めることが難しい数字を、最低限の知識から論理的に概算する「フェルミ推定」がよく使われます。新製品の市場規模を推定するのに便利ですね。論理的な思考力、計算力が問われることから、最近は採用試験でも頻出です。

この「フェルミ推定」、ボディメイクでも大いに生かせます。例えば、減量期間中に外食をした際、どれだけのカロリーを摂ったかを見積もる能力が高ければ失敗する恐れは減るでしょう。

このように、ビジネスとボディメイクには多くの共通点があります。

ボディメイクのスキルを磨くことで、ビジネスのスキルが向上する。逆もまた然りです。健康的な身体作りに取り組むことは見た目を良くし、自信にもつながり、それらはビジネスでも大きなプラスになるでしょう。

もちろん、ビジネスで培ったスキルをボディメイクのトレーニングメニュー作りやカロリー計算に生かすことで、より健康的な肉体を手に入れることができます。

ボディメイクとビジネスは、大きなシナジーを生むのです。それが私がボディメイクを続ける理由です。

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