映像としてのドナルド・ジャッド ミニマル・アートとしてのライフゲーム
の宇宙
No1:(ドナルド・ジャッドの組み立てられた正方形としての立方体の世界、そして、動き、浮き、漂い、泳ぎ、変転し、生成し、消滅している作品)
幾つかの正方形の面が組み立てられ立方体になる。板として相応の厚みを持った金属板が、あるいは、木の板が、厳密に垂直に水平に接合され箱が作られる。
普通の箱は、その素材が箱の構造を形成すると、その箱を作る素材はその素材性を使用され、箱として完成する。箱として出来上がってしまったものは、箱として完成し成立し、それを成す素材から素材性が棄てら