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ギター弾き 歌うたい 音楽生活

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10歳から50年以上、ずっとアコースティックギター弾き続けて。下手くそだが歌も好き。小さいときはクラシックのバイオリン、中高生ではエレキギターやエレキベースも。流行った音楽はジャ…
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#秦基博

僕にとってのギターは、手編みのセーターみたいなものだ、と気づく。誰かが喜んで着るわけでなくても、自分の手の中から美しいものが生まれてくるという、自分の楽しみのためにだけ、弾いている。

僕にとってのギターは、手編みのセーターみたいなものだ、と気づく。誰かが喜んで着るわけでなくても、自分の手の中から美しいものが生まれてくるという、自分の楽しみのためにだけ、弾いている。

 明日にも死ぬかもしれないし、永遠にとは言わないまでも、自分の親と同じくらい、90過ぎまで生きるかもしれない。(私の父は先日、90歳になった。全く頭も正常で、毎週、ヨガに通い、毎日、一時間散歩をする程度には元気だ。コロナが流行る前までは、月一回はゴルフコースを回っていたし、今も碁会所に毎週通って、碁を打っているようだ。アマ五段とか、それくらいはあるらしい。)。父の年齢になるまで32年もある。母も8

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1/9 昨夜の玉置浩二ショーの感想。老いと死に向けての、新しい境地。玉置さんも、そういう人生の段階に入ったことが、どの演奏、歌唱からも伝わってきて、感動もしたが、動揺もした。お願いだから、長生きしてください。

⓪冒頭、「俺はどこか狂っているのかもしれない」から「No Problem」から「闇をロマンスにして」の流れ。何より、今までの玉置浩二ショーでもずっと一緒だった、安全地帯のベースの六土さん、ギターの矢萩さんがいない。この二人、水戸黄門に対する格さん助さんのような存在なのに。いるだけで安心できるのに。トオミヨウさんが音楽全体を束ねて任せているのだろう、若いミュージシャンの皆さん、ベースもギターもコーラ

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