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大人に救われた

大人の理不尽からしばらく時間があいてしまいました。

ここで誤解してほしくないのが、世の中、理不尽な大人ばかりではない。

ということ。

中学生のころから大人と話すのが怖くて、個室で教師と進路相談をすると必ず泣いていた。情けない話、20代半ばまでそれは続いた。

再就職先で

20歳で就職し、3年で辞め、再就職した。

話はそれるけど言わせて 再就職先は契約書では土日祝休み 残業代有 とあったのに嘘だった。残業代は支払われない上に、土日祝日出勤も交代であった。

出だしから最悪なスタートな上、経営者のやっていることはめちゃくちゃだった。 

が、そこにいたコンサルタントの方(たぶん60代の女性の方)、40代の男性事務長、私の1年後に入社した母と同じ年代の事務員 によって私の大人への解釈が変わった。

まあ、問題ばかりおこる施設での勤務だったので、大変ではあった。

その分みんなで考えて問題解決しなければならなかったので、よく意見を求められた。 どうせ進言しても採用されないんだろう。 と思っていたが、


事務長は なるほどね~じゃあそれでやってみて、ダメだったらまた考えよう と言ってくれた。

提案を否定せず同意し実行に移してくれる大人がいることに、とても驚いた。


コンサルの方は、仕事とプライベートの分け方、経営者の考え方、仕事の仕方を教えてくれた。ダメなところは前置きを置いて指導してくれた。

これはとてもいいわね でもここをこうしたらもっと良くなるわよ。

経営者はね、孤独なのよ。文句ばかりじゃなくて、何かしてもらったら大げさに喜びなさい。そうすればまたやってもらえるわ。


上品な方なのもあって素直に受け止めることができた。(たまに焼き芋やお菓子を分けてくれたりして本当に優しかったなぁ。)


50代の事務員の方は、娘さんがいて、進路の話になった。

娘は音大か〇〇大学にいきたいみたい。本人には自分の好きなほうに進みなさいって言ったの。

子供の意思を尊重し見守る大人がいるんだ!?(今思うとここで驚く自分がやばい(笑)) それに、30も年が離れている私にも、優しく友人のように接してくれた。


なんやかんやあってものすごく大変だったが、アットホームで、私の親が教えてくれなかったことを学んだ。あの職場がなかったらいまでも冷酷人間だったんじゃないかと思う。

もし、今、あなたの周りに理不尽な人しかいなくても、生きていればいつか理解してくれる大人、お手本のような大人、尊敬できる大人に出会えると思う。

我慢して生きてよかったと今ならおもうよ。


ヤチヨ








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