見出し画像

「体験資産」は早めの投資がオススメです。というお話

2/16(金)に和歌山県に越境学習に行ってきました。
サムネの写真を見ればわかるとは思いますが、ダムです。

そう、ダムといえば沢渡あまねさん、沢渡あまねさんといえばダム!ということで、沢渡あまねさんのイベントがあるということで、和歌山に初上陸させていただきました。

そして、もう一人のスペシャルな主催者が島田由香さん!こちらもウェルビーイングといえば島田由香さん、島田由香さんといえばウェルビーイングといっても良いくらいの代名詞の方です。

ということで、ダム×ウェルビーイングなイベントに行ってきたので、そこで感じたことを書きたいと思います。
今回のイベント概要は沢渡あまねさんが早速noteにまとめておりますので、そちらを参考にしていただき、私は私が感じたことを書いていきたいと思います。(流石!本業が作家なだけあって、早いし、読みやすい。noteのまとめ方も勉強になります。)


で、知っている人は多いとは思いますが、私の沢渡さん追っかけ歴はけっこう長く、彼の講演やイベント、書籍はかなり読んだり聞いたりしているので、まぁ、敢えて和歌山まで行って聞かなくても、代弁できるくらいの自信があります。(自信過剰w)

ただ、今回もそうなんですが、同じ話のようで、聞くたびに発見が多いんです!今回も新たな発見が多かったです!

おそらくこれは、私が「物覚えが悪い」ということではなく、沢渡さんが情報を日々アップデートしていることが大きいでしょう。でも、それ以上に今回私が感じたのは、「周りの環境が変化しているから」というもの。

同じ話であっても、同じ聞き手であっても、社会情勢は異なるし、一緒に聞いている仲間との関係性でも異なる。だからこそ、同じ話のようでいて、聞き手の感性が異なっていれば、違う発見があるのでは?と思ったのです。

で、今回の話の中で大きくクローズアップされてきたのが「体験資産」という話。
体験は資産であり、消費ではない。なので、体験を資産として貯めることにより、それはその人(または組織)を構築する上での礎になるよ。と、私は解釈しました。


ただ、こちらの「体験資産」ですが、自分自身で学ぶ意思がない場合、得られるものが少ないだろう、、、とも感じました。なぜならば、これに限らず、最近の体験型学習の多くは「自分で考えること」が前提となっていて、「誰かに教えてもらって正解を探す」というものは無くなっているからです。

そう、体験型学習に重要なのは「熱量」であり、熱量がない状態での体験は得るものが少ない。そして、熱量を高めるためには体験資産が重要。。。

あれ?これって「ニワトリとタマゴ」じゃない?と思った方、正直に手を挙げてください。はい、私もそんな思考の迷路に迷い込みました。笑

でもね、多くの越境をしていて、今回の和歌山への越境を果たすことで、私が再認識して、断定しちゃうのは「体験が先!」ということ。

いわゆる「ケーション成分が多いワーケーション」では、流れに任せて遊んじゃって、人生の礎になるような体験を得ることは少ないけど、「越境学習」だと、周りに熱量の高い人も多く、その人と同じ時間を過ごすだけでも熱量が引火する感じがするんです。

そう、重要なのは「どこに行くか?」ではなく「誰と行くか?」ということだと思うんです。

もちろん、遊びが主体のワーケーションを全否定するつもりは毛頭ありません。それはそれで、観光主体の体験があっても良いとは思います。ただ、そこで得られるのは、「学習」ではないかもしれません。

同じ空間で遊んだ。その場からはみ出さないように自分を研鑽していこう。多分これだと「外圧としてのモチベーション」になっちゃうような気がするんですよね。(あくまで個人的感想です。)

でも、「筋の良い人」と一緒に越境学習した場合、その筋の良い人の内面にある課題感とか熱意とかを知ることができ、その課題感とか熱意とかを単純に移植するのではなく、一旦抽象化した後に、自分事として再インストールできるような気がするんです。

そう、それは「外圧としてのモチベーション」を高めるのではなく、筋の良い人は押し付けがましくいうのではなく、その人の中のパッションを熱く語るだけなんです。受け手である新規参加者が、そのパッションを自分の中で抽象化→具体化する中で、新たに受け手の中でパッションが誘爆するような感じを私は持っています。そう、参加者自身の中で「内圧としてのモチベーション」が湧いてくるんでしょうね〜


問題は「筋が良い人」と一緒に越境学習するにはどうすれば良いか?ということ。こればかりは私も答えは持ち合わせていません。ゴメンなさい。

ただ、経験上から言わせていただくと、「有料」「地方」「課題感」が揃っているイベントに参加すると、高確率で「筋が良い人」がいるような気がします。

これはどれも参加のハードルが上がるんで、生半可の覚悟だと参加する人が少ないからです。

え?それでも有料で失敗するのが怖いから、厳選したイベントに参加したいですって?仕方ないですね〜。それだったら、一番確実なのは、アタクシ、原田篤史が参加するイベントに参加することです!自分で言うのもなんですが、アタシは筋いいよ!笑

冗談はさておき、このnoteを見ている皆さんは、どんどん越境学習を深めていただき、自らが「筋の良い越境学習」をして、「筋の良い越境学習者」になっていただきたいのです!!!

そう、私を含めて、皆さんが筋の良い越境学習者となり、その熱量を周りに伝播させることができれば、その熱意は1人が2人、2人が4人、4人が16人、、、とネズミ算式に増えていき、近い将来、越境学習が当たり前になっていき、「越境」という考え方、つまり「境」という壁がなくなっていくのだと想像します。

そうやって「境」がない世界になり、相手のことをリスペクトし合えるような世界になると、真の意味でのダイバーシティ&インクルージョンな世界観が実現できるような気がするんですよね〜。

色んな色があっていい。赤もあり、青もあり、黄色や緑や中間色、そんな違いの違いを認め合って、自分の色を誤魔化す必要のないカラフルな世界を実現させようではありませんか!


全く話は異なりますが、「複利」を知っていますでしょうか?そう、金利などの世界でよく言われる「複利」です。

冒頭申し上げた通り、「体験資産」ということで、体験は人や組織にとって、将来の価値になるような「資産」です。資産だったら効率的に運用し、その価値を高める事が可能です。

もちろん、資産を資産として寝かしておくことも可能ですが、金融資産は外部に預けて「利子」を稼ぐ事ができますが、体験資産は外部に預ける事ができないので、自分で運用し、その価値を高める必要があります。

そして、重要なのは資産は利子を産み、その利子も資産として利子を産む、、、そう、体験資産も資産として考えると、複利の考え方ができるんじゃないか?と思うんです。

複利の凄さは、「早く始めれば始めるほど資産が増えていく」という特徴。毎回の投資額は低くとも、早く始めれば複利でドンドン効いてくるはずです。(おそらく、、、)

ということで、気づいた人からドンドン越境し、複利で「体験資産」を増やしていこうではないですか!


ここまで、いろいろ書きましたが、私が越境する中で感じているのは、外に出ないと見えない景色がある。他人と話さないとわからない価値観がある。という事。

まずは、一歩を踏み出してみましょう!

さあ「エブリバディ越境!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?