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越境学習の聖地・浜松にいってきました!

2024年6月19日(水)に浜松に行ってきました!

目的はいよいよ始まる「越境学習の聖地・浜松」のキックオフイベントです。今回はこのイベントに参加しての感想と、そこから垣間見えた「新しい日本の形」について書こうと思います。

なお、既に日経新聞さんに取材されて、記事化されてました!
(それにしても翌日に記事化して載るって、新聞記者の方はどれだけ筆が早いのだろうか、、、)


イベントのトップバッターは、なんと中野市長!浜松市の市長がいきなり基調講演でブッキングしちゃうとは、浜松市の本気度が違う!と、初っ端から先制パンチを受けちゃいました。

そして、市長なのに話が上手くてフランク!ほんと市長に対して使う言葉じゃないかも知れませんが「おちゃめ」って感じでわかりやすく、笑いも取り入れて素晴らしい基調講演でした。(褒め言葉)

そして、なにより通常は最初の挨拶して帰っちゃう首長が多い中、なんと最後の写真撮影まで残ってくれていました。
これは浜松市の本気度が伺えるストーリーですね。


二番手は越境学習の第一人者、法政大学・石山恒貴先生と沢渡あまねさんのトークセッション。石山先生はハマエツの顧問もやっていただいているとのこと!

そもそも世間で認知度が低い時に下記の「越境学習入門」を執筆したもの、表紙のイメージがなかなか伝わりきらず、石山先生自らがポンチ絵を書いてこの表紙を作ったとか、ドラマ化もされた漫画、ゆるキャン△のファンで、その聖地・浜松の思い入れを語るなど、いつもどおりの聴衆を沸かせるトークで入り始め、越境学習の色々なケーススタディを教えてもらいました。

その中で私が刺さったワードは「ゆるく繋がる」
あまり肩肘張らず、「こうあるべき!」と思いが強すぎると疲れちゃう。越境しても、越境から帰っても心が苦しくなるので、ゆるく、フラットに、ハードルが低いところから越境を始めてみるのが肝要なんんだろうなぁ〜と感じました。


三番手は、プロティアンキャリア協会・代表理事の有山徹さんと沢渡あまねさんとのトークセッション。

初めて知ったのですが、「プロティアン」って、ギリシャ神話の変幻自在の神様から名前を取られているですって!
「自律性」ばかりが取り上げられるプロティアンキャリアですが、その後ろには自律としなやかに環境の変化に対応する。という意味も込められているんですね〜

ここでもトークの中で、キャリアも「フローとストック」という考え方があるよね。という話が個人的に刺さりました。
キャリアも体験もそうだけど、未来に向かって糧になるものは「ストック≒資産」なんじゃないの?という考え方。

そう考えると、キャリアも体験も無駄なものはなく、今までの延長線上だけでなく、新たに異なる事を経験する事で、自分の中で色々な「体験資産」がストックされ、その人の土台を豊かなものにするのだろうなぁ〜と感じました。


最後はNOKIOO小川社長が司会進行し、ハマエツのアクティブメンバーの自己紹介タイム。

各社とも熱い思いをもってハマエツに賛同し、そして浜松を盛り上げる事はもちろん、他都市への熱いエールも送っておりました。

「越境」って、自分たちだけで盛り上がっても「越境」にはならない。そりゃそうですよね、境を超えてないし、、、笑
越境をするなら、境の向こう側に仲間が必要。でも広い日本でどうやって越境仲間を見つけるの?と言った時に、一番最初に手を上げた浜松が目印になりました!

ちなみにアクティブメンバー宣言をすることで仲間に入れるらしいですよ!是非ご検討を!


そして、本編が終わり、ネットワーキング&写真撮影が終わって会場クロージング、、、と思ったら、その足で「水曜日のヨル喫茶≒水ヨル」に向かう人が多数!

いやー、これは驚きました。街食堂という場所があるというのも素晴らしいですが、ハマエツ・イベントの参加者が熱量高いまま、二次会のように次のイベントに参加するという導線設計が素晴らしい。

これ、東京でやると場所と人が分散してしまうけど、浜松という中間都市だからこそ適度な人数と、適度な場所で濃く集まる事ができる。という事を知ることができました。

大きけりゃいいってもんじゃないですね。


いやー、始まりから終わりまで、熱いイベントでした!
この手のイベントって、東京でも数多く開催されていますが、なんか純度がここまで高くないよな、、、なんて思っちゃいました。

東京のイベントの場合、人口が多い分、イベントをやると方向性が異なる人もどうしても入ってきちゃう。(ディスっているわけじゃないです。しょうがない、という意味で)
でも、浜松というちょうどよい人口だと、まじりっけ成分が少ない感じがするんです。

おそらく、これは浜松だけでなく他の都市でも同じような事があるのではないでしょうか?
もし、純度の高いコミュニティーとコミュニティーが重なり合って、連鎖反応が起きたら、、、なんて想像して、明るい未来が見えてくるイベントでした。

東京一極集中ではなく、色んな特色がある都市が、お互いの特色を認め合いつつ、ゆるく繋がり、よりよい未来を作り出す。。。そんな未来予想図が浮かんできました。

「あ、自分も越境してみたいかも、、、」と思った方は、まずはいつものルーティンから離れて行動してみませんか?
そして、気が向いたら一緒に浜松に行きましょう!面白い事が起きるようにコーディネートしまっせ!

イベント終了後の石山先生(ノブさん)とあまねさんを捕まえてパチリ!

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