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今週の水処理関連ニュース20230219

先週は久々に大阪の街に降り立ちました。(とはいえ梅田周辺だけですが)元々、工場がお客様なので梅田駅自体には降りることはなく、通過駅だったのですが、夜の懇親会で飲みすぎて、梅田発東京行きの深夜バスに乗ってたな~という事だけ思い出しました。苦笑


水処理の需要が高まる中、その構成部品の更に材料までも需要が高まる。とはいえ、未来がなかなか見通せない中での新規工場建設は立派。そして、在庫不足の現状打破に期待!


勝手に捨てた不法投棄で252億円、、、なんという数字でしょう。
今ではマニュフェストの徹底により、こういった事象は無くなっているでしょうけど、ごみを出す側も考える必要がありますね。


誤解されがちですが、中国の水質規制って厳しいし、何より水源が乏しいのでリサイクルせざる得ない。リサイクルが不十分だと製品歩留まりに影響がでるのでキレイにする技術を高めなければならない。
いまや、結構な環境対応技術がありますよ。中国は。


もう水管理もクラウドの時代ですか~、これ、水質データのクラウド管理まで行えれば、もっとサービスの幅が広がるんだろうな~。
うん、クラウドにデータを上げることで、連携する未来が見えてくる!


エネルギーコスト的に気になるところですが、エタノールではなく、メタノール処理はホント大変なんで、これは有用な技術!
(確か自分の技術士試験の論文は某工場でのメタノール処理計画だった記憶がある。)


酸素は水温が低いほど溶け込みやすく、水流は温度差があるほど混ざりやすくなる。物理現象としてわかってもいても、琵琶湖レベルの大きさでも起きるとはびっくり!
ただ、水温が低いと微生物活性が落ちるので、酸素が豊富でも使われない、という状況になるんですけどね。


この手の「第三国への水処理設備の支援」なんですけど、問題なのは建設ではなく、運用なんです。
私も多くの国で「支援で作った施設」を見てきましたが、作っておしまい、運用は現地任せ、というのが多いんですよね。そして、まったく未処理のままで運転継続する。。。
プラントは運転管理が重要なんです!


今週はココまで、また来週~

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