程度

高校生の時、部活に入っていたけど私達の学年は人数が多くて2つのグループに分裂している状態だった。

一つは比較的おとなしい人たちのグループ。私はこっちにいた。もう一つは所謂クラスの一軍的な人が集まって、部長とかそういう重要な役職も彼女たちがやっていた。

私たちの学年は仲良くなかった。

ある日、後輩が私たちに対して急に冷たくなった。

後でわかったことは一軍グループが後輩と仲良くなって私たちの悪口で盛り上がったそうだ。

後輩が言うには「(一軍グループの)先輩たちは盛り上がる話をたくさんしてくれて、話してて楽しい」とのこと。後輩は奴らの私たちの悪口に笑って楽しんでいたそうだ。ひどい人は音楽の授業の歌のテストを録音して「キモい」「下手クソ」とギャハギャハ笑っていたらしい。

わかったよ。あなたたちは奴らと仲良くしたいんだね。奴らの方が良い先輩なんだね。わかったよ、好きにしな。

一つだけ言っておくね。

あなたたちが慕っているのは、人の悪口でしかその場を盛り上げられない人よ。

つまりはお前らもその程度。