地元か県外か

就活の軸を定めるため、自己分析をしていた。まだ全然終わらないし、そもそも終わりも見えないが、「何もしないよりはマシ」の精神でいこうと思う。

今のところ一番悩んでいるのは、勤務地をどこに絞るかだ。
元々は地元の企業に就職するつもりでいたが、就職を機に上京しようと考えている友人がいることと、つい最近一人旅行で東京に行ったことで、県外就職を視野に入れても良いかもしれないと思うようになってきた。

もちろん地元に思い入れはあるし、悪くはない場所だと思っている。しかし、都会と比べて交通の便が悪い。ここに住み続けるなら車は必須だ。
それから、就職してからさらに先のこと――転職のことを考えた場合、そのタイミングで県外就職をするよりも、新卒のうちにした方が良いのではないかとも思う。

だが、都会は都会で不安な点もある。人口が多い分、事件や事故も今住んでいる場所と比べて多いだろうし、県外に出れば友人や親族と会う機会も必然的に減る。完全に一人きりになった自分が何をしでかすか分からないし、最悪の場合、冗談抜きで死ぬかもしれない。引越しの費用は免許と車を用意するのと同じぐらいかかりそうだし、都会の朝の満員電車に耐えられるのかどうかも分からない。

昔、東京で三年間働いていた片親に今の考えを一応話してみたところ、「(県外就職は)別にいいけど、体大丈夫か?」と言われた。片親は一日三時間睡眠の生活を半年ほど続けて倒れ、働けなくなったから地元に戻ってきたらしい。そんな生活なら東京じゃなくてもどこでも倒れるだろ、と思ったが、県外で就職すればそれぐらい時間に余裕がなくなるということなのだろう。

長期インターンシップの申込は続々と終了しているし、今週中にはこれらの考えをある程度固めようと思う。

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