見出し画像

遊びらしい遊び

授業後、友人らとボウリングをしにゲームセンターに行った。最近だとショッピングをしに行ったり、飲食店で食事をとりつつ雑談したりすることが多かったので、こうした「遊び」らしい遊びをするのは久しぶりだった。

時間帯が夕方だったからか、土曜といってもそこまで混んでいる様子はなく、スムーズにプレイすることができた。
ボウリングをするのは中学生の時以来だったのですっかり良さを忘れていたが、球を投げているうちに段々と楽しくなってきた。上手くピンが倒れたときには爽快感があるし、自分の順番が回ってくるまで友人のプレイを見るのも面白かった。

私の周りにボウリング好きはいないため、普段こういったアミューズメント施設に行くことはあっても、カラオケやUFOキャッチャーで遊ぶことの方が圧倒的に多かった。今回誘ってくれた友人も、好きなコンテンツとボウリングがコラボしているから来たかったそうで、私と同じくプレイするのも久しぶりだったらしい。
せっかくだしボウリング以外もしてから解散しようということになり、適当なUFOキャッチャーで遊ぶことにした(私は下手なので友人らのプレイを見守るだけで終わったが)。

結論から言えば、誰も景品を取れずに終わった。百円玉を何度投入しても一向に取れずにいた友人が「やめた方がいいのは分かってるし、ふつうにグッズ買った方がいいってのも分かるんだよ。でもここまで金かけたら諦めたくないじゃん」といった発言をした際には、思考がギャンブラーのそれと同じで思わず笑ってしまった。どうやら、これをコンコルド効果というらしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?