Media Naranja

君は私を掴まえてしまったし
私もいつの間にか
声だけでは足りなくなってたみたいな

私が君のこと好きだってことわかってる？
それだけは知ってて欲しい
なんでもわかる君だけど
私の気持ちがちゃんと届かないのが
悔しくて

私が好きなことなんか
君にはどうでもいいことなんだけど
わかっててほしい

私はずっと他人に触れるのが怖かった

私の存在が楽しいと言った君に
私は触れてみたいと思った

でも怖くて
どんなふうに触れたらいいのか
わからなくて
上手くできない自分が嫌だ

どんな風でもいいから触って

君の甘い声に夢を見そうになる

私の中の何かが
君に変えられていく
君に見つけられて
変わっていく

怖いけど
怖いなら離さなければいいんだ
この手を

怖いから
もう離せない

君が私に触れる
私に触れるのは
出来れば君だけがいい

だってもっと知りたい
私も触れて
君を見つけたい