青春はもうこない

青春と言われて思い浮かべるのはやはり高校生活である。
その青春から卒業して約2年という月日がたつが、私にはまだ春は来ない。
まあ別に恋愛だけが青春ではない。
これは決して強がりではない。
そう決して。

悲しい現実はいったんスルーするとして、恋愛だけが青春でないのは事実だと考えている。
例えば、休み時間に教室の後ろで友達とふざけあったり、水泳の授業の後に風にさらされながら眠ってしまったり。
恋愛を絡めると、隣のクラスの女の子に一目惚れをしたり、意識をしていなかったのに不意の仕草でキュンとしたり。
これを青春のメインとするならば、もう体験ができない。
個人的に高校生は「初心」と「性」のバランスが絶妙なのだ。

青春を体験している・青春真っただ中のNOTEなどの文章を見ると羨ましくなる。
もっと謳歌するべきものだったのだと。
それと同時に応援したくなる。
青春は待ってくれない。
躊躇している時間などないのだ。
「私には青春などないよ」という学生諸君に言いたい。
必ずとは言わないが高確率で後悔することになるぞ。

この気持ちはこの先どんどん大きくなるだろう。
歳をとるにつれ羨望するものになるだろう。
はたまた今の青春から卒業したてだからこう思うのかもしれない。
学生諸君にもう一度言う。
青春を謳歌しろ。
別に形は問わない。
自分なりの青春で良いのだ。
後悔の無いように生きろ。
そして青春。
君は若人に経験され続けられる存在でいてくれ。
そして気が向いたら私たちOB・OGに再び体験させてくれ。

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