内定 

先日投稿した「舞い込んできた人事」の内定が出たとのご連絡をいただいた
ひとまずお礼を送り、今は本当に現任校を辞めれるだろうか、という気持ちでいっぱいである

今回の選考は、公に広く募集されたものではなく、お声がけしていただいて私のみで選考が進んだ
地元では名の知れた総合大学であるにもかかわらず、公募をせずに私を取ってくれるという、私からしたらとても有難い、今後はこのような選考にはめぐり逢えないだろうと思われるものだった
お声がけいただた先生には心から感謝している

このような選考であったが、最初の面談が10月初旬、最終決定が1月下旬となると、やはり大学教員の選考というのは非常に長いのだなと実感する

さて、1月下旬の今、現任校を辞めれるのかは目下課題である
(先方の先生には、辞めれるか心配をされ、1日でも早く結果の通知がほしい旨はずっと伝えていた)
辞めることはできても、今から公募をかけて新しい人が来るとは考えられない

職場には、1人だけ心から信頼できる先生がいて、常に一緒に仕事をしていることもあり、その先生には、10月の時点で状況を伝えていた
正直なところ、迷っていた
選考が長引くと予想された時点で、断ろうとも思っていた
歴も長い先生であり、今回のような選考は二度とないこと、現任校よりも確実に条件がいいから迷わず断らず選考を続けなさいと背中を押し続けてくれていた

つらつら書いたが、退職願の準備だけはしておいた
あとは出すだけである
こんな時期に、教員として歴の浅い私が辞めるなんて、非常識にもほどがあると自分でも思う

現任校への不満は、1つを除いてほとんどない
どこの大学もこんなものかな、という気持ちでいるのもある
よく言われる人間関係についても
私は有難いことに、何かを思うことがない
どの先生も良くしてくださり(私がそう思ってるだけかもだけど)、話にいけばゆっくり話してくれ、否定をされることもない
相談もしやすい環境で、非常にありがたい気持ちである

唯一の不満は、研究に割く時間がほとんどとれないこと
その1点だけである
ただ、研究の時間は、自分で作るものであって、できてないのを現任校への不満にしてはいけないのかな、と思っている

(ただ、確かに現任校は教育優先でやるようにとのことである)

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