土木学会北海道支部は5月17日に札幌市内で2024年度総会を開き、全ての議案を可決して新体制のスタートを切りました。
今回、いち個人会員として参加した私が、総会の内容をレポートします。
新しい支部長には、北海道大学大学院工学研究院の杉山隆文教授が選任されました。
コンクリートの観点で社会基盤などに関する研究へ取り組んでいます。
杉山新支部長は、就任に当たって次のように述べました。
新時代の課題解決に向け、土木工学の重要性が高まることは間違いないことです。そのために北海道の地で何ができるのか、これからの土木学会北海道支部が果たす役割の意義がより一層問われてきそうです。
ちなみに2024年度は新規に、支部活動強化のプロジェクトとして「ぶら土木」という企画を計画しているとのこと。内容は未定ということですが、「ブラタモリ」をオマージュしたような土木の街歩きという感じなのでしょうか。気になるところです。
支部長の任期は、2025年度総会までの1年間。2024年度支部長だった北海道建設部の鷲尾亨技監は、2026年度総会まで商議員を務めます。
北海道支部役員体制の全容は次の通りです。