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孤独

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「孤独」をテーマにした本のまとめ

まずはKindle Unlimitedにあるものが中心となると思うが、「孤独」をテーマにした本を読んで簡単な感想をまとめている。終わった本から追加していく。 『孤独を軽やかに生きるノート』 反田 克彦  上記の引用の通り、とてもニュートラルな本で、私のような「孤独肯定派」にも、寂しいのは耐えられない方にも優しい本で、具体的な方法が書かれている。 以下の記事でも少し触れたが、薄くて軽やかな交流も肯定されていて実際にいくつか試したいこともあった。ごくたまの交流は好きな孤独派に

孤独力の修行メニュー

ひとりひとり「孤独行(こどくぎょう)」の方法は違って良い。と言うわけで私なりに考えてみた。 こちらの本を読んだ。 原始仏教や哲学をベースにしており、まさに修行!というストイックな本で私は好み。 以前も書いた通り、孤独については人によって解釈がかなり違うため、先に著者の定義を書くと、以下である。 ・「孤独」そのものは寂しさ等のマイナスを除いた「1人でいること」(私とわりと近い) ・「孤独力=やさしさ+注意力+集中力」 ここで言う、注意力は「選択的に何かに注意を向けること」

『羨ましい孤独死』とは

KindleUnlimitedにあった『うらやましい孤独死』という本が面白かったのでその感想 こちらの本を読んでの感想となる。 著者の意見に全面賛成ではないがとても良い本だった。 この本での「うらやましい孤独死」は以下の通り。 ・本人や近しい方(家族)が死に対して覚悟がある。(安心よりも本人の意思を優先して、医療機関や高齢者施設に送らずに自宅で看取る覚悟がある) ・近くに住む方に理解があり、みまもりサービス等がまわりにあることで認知症を発症しても緩く見守れる環境がある。

孤独でいることは「健康リスク」なのか?

人との繋がりと健康リスクとの関連を調べた数々の研究をまとめた報告によると、孤独・孤立はタバコの害悪に匹敵するくらいの健康リスクがあると見積もられているらしい。それはどのような理由なのか調べられる範囲で調べてみた。 私のように「孤独(ひとりで生きること)」をポジティブにとらえている人間でもリスクがあるのかというのは気になるところである。 なお「私の言う『孤独』とは何か」は、以下の記事にも軽く書いた。 調べる限りは ①何かあった時の支援の求めづらさ ②孤独でいることについて

ひとりで死ぬために今考えていること

定期的に書くと思うが、年末も近いのでこのタイミングでつらつらと棚卸し。今考えていることのとりとめのない雑記。 こういうのを見ると、まだまだ長期戦だと思いつつ。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-15.pdf ↓ 表としてはこっちの方が分かりやすい。 「20代でエンディングノートを書く」?Voicyという音声メディアが好きで耳が空いているときにオススメを辿りつつ聞いているのだが、先

「孤独」という言葉は人によって意味の揺れがあるので私の場合

「孤独」を研究対象としている者として、自分の扱うものを明確にする。 「孤独」「ひとり」は私にとってはポジティブな意味で興味のあることなので、パブサをすることが多いが、わりと言っている意味に揺れがあると感じる。 これらを研究するために、KindleUnlimitedにある「孤独」がタイトルに入っている本を片っ端から読んで分類しているところなので、いずれnote記事を公開しようと思う。 これはその前の整理のような記事となる。 私の場合はシンプルにニュートラルに「ひとりでいる