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【楽気8月のnote②】お盆に先祖は帰ってくるの?

筆者: 私/marina https://instagram.com/0m2m.n
楽気 https://luck-key.jimdosite.com

 全国版ニュースの鳥取市は甚大な台風被害にあっていたように見えましたが、昨日から楽気はお盆明け。鳥取駅付近もいつも通りの雰囲気です。
 鳥取県の総面積が3,507㎢。鳥取市は765.3㎢と占める範囲が県内で最も広いので、他県から見れば“県の名を冠した街が被害にあった”という印象があるかもしれませんが、県内から見れば“鳥取市の一部地域に浸水などの被害があった”という認識です。
 昨日、今日と県外の方々から「大丈夫でしたか?」とご連絡いただいたり、連絡が来たという声をたくさん聞いたのですが、鳥取市は意外と大丈夫です。いまだに浸水、土砂などの被害を受けている地域の方もいらっしゃるとは思いますが、予想よりも風が弱く台風自体が早めに去って本当に助かりました。

 以前にも書きましたが、被害を受けていない私たちにできることは「当たり前の日常を過ごすこと」です。“心配”のイメージを鳥取につけるのではなく、“日常”を大切に生活していきたいですね。


 ここまで書いて「これで終わっていいか…」の気分になっているのですが、今回はお盆を挟んだのでお盆についてちょこっと書こうと思います。

 「お盆って先祖の霊が帰ってくるんですか?」とか「お盆の期間は幽霊が多いんですよね」と言われたりするのですが、私のイメージは少し違います。
 確かにエネルギー体の存在感は高まりますし、先祖との繋がりが深まる期間だとは思うのですが、それは生きている私たちが“お盆を先祖と繋がる特別な期間だと思っている”からなのです。私は肉体を持たないエネルギー体よりも肉体と意思を持った人間の方が100倍強いと信じていますし、エネルギー体をこの世に残したり呼び寄せるのも人間(または当人が生きていた頃の意識)だと思っています。
 逆を言うなら、日本に生きている人間がお盆という風習を忘れてしまえば、この先祖と繋がる特別な期間はなくなっていってしまうのです。正直、いつも繋がっているので特別に期間を設ける意味はないのですが、それは私がこうしてエネルギーを感じやすい性分だからこそ言えることだと思います。
 血の繋がった先祖に関しては“肉体を共有している”イメージが私は強いので、精神・感情的な繋がりよりも「私の肉体をここまで繋いでくれた」という意味で感謝しているのかもしれません。(エネルギー的な繋がりで言うなら、この世界に存在するすべてのエネルギー体が祖先であり子孫になってしまうので。)全く出会ったことのない人たちばかりだけれど、同じ血肉を分けていると思うと不思議ですよね。人間って本当に面白い造りだなと思います。

 話は飛んでしまいましたが、私は日本のお盆という期間が好きです。これからもなくなってほしくない風習ですし、目に見えないものを思う気持ちを忘れてほしくはないと思います。
 お盆にお墓に行けないからといって先祖は怒ったりしません。寧ろ、今を生きている子孫の身体を心配して「せっかくの休みなんだから家でゆっくりしていなさい」と伝えてくれる場合もあります。
 先祖が私たちに求めているのは、きっと他の誰でもないあなた(自分自身)に対する“感謝の心”です。それを思い出すために先祖への供養や感謝というキーワードを使って、きっかけを作ってくれているのだと私は思います。
 今年もきっかけ作りになる素敵なお盆を過ごせた人たちが多ければいいなと願いつつ、自分の先祖にも日々感謝するのでした。

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