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暮らすように旅をはじめた2021年

住民票のある地に6か月、
ふと住み込んだ地に5か月、
帰省したりぶらぶらしたりした1か月と
暮らすように旅する感覚をようやく少し
つかみはじめられた気がする。

都心部にある会社を2019年秋に退職したものの
のんびりしているうちに県境を跨ぐのもはばかれるようになり
あ~、自然の中で過ごすはずだったのに!と
閉じ込められたような感覚におちいった2020年。
これは一体いつまで閉じこもっていればいいのだ?と
悶々としているくらいならいっそ出てしまおう
と思う間もなく出てしまっていた2021年春。

行きたい場所に出逢え、そこに迎えられ
散歩をしていると声をかけられるほど
私はそこに住んでいた。

よくお散歩に行っていたお寺

こんな風にふらふらしている(ように見えるらしい)生き方を
してはいけない年齢域に入ってしまったのだろうかと躊躇しつつも
これを封じられたら生きた心地がしなかったのだ。

こんなふうに私を迎え入れてくれる土地がまたどこかにあるといい。
2022年はどこで暮らそうか、どこで暮らせるか。
ご縁のある土地に行けるほど穏やかな年となりますように。
祈りをこめて。





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