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ホットカフェオレ、ぬるめ希望。

いつものごとくわたしはカフェでこれを書いている。

カフェオレ(ホット)
ココナッツのドーナツ、チーズパイ。
お姉さんが「おかわりいかがですか。」ってスマイルをくださった。(ありがたやー、ありがたや)
とは思いつつ、丁重にお断りを。

30分はいるというのに、マグカップの3分の1もなくならない。
ドーナツはもう半分もないというのに。

「ホットカフェオレ、頼んだんじゃないの??笑
冷めちゃうよ。」そんな声が聞こえそうだ。

そうなの、そうなんだけど、違うのよ。笑

熱いものは飲めないので、冷めるのを待っているのだ。
(なんで?猫舌?って言って!そうじゃないと進めない笑笑)


今まではこう聞かれた時には説明が長くなるから、「そうなの。猫舌なの!」って言ったこともあったが厳密に言えばそうではない。

今日は世界脳性麻痺DAYらしいのでもう少し読んで行ってくれると嬉しいんだけれど、猫舌ではなく、熱いと驚愕反射(びっくり反射)という反射が起きてしまうからである。

それはわたしの障害、脳性麻痺の症状の一部で、
熱いものや、大きな音、背後から肩を叩かれるなどで自分の意思に反して、アメリカのコメディアンくらいの勢いで身体がビクッと動いてしまうというもの。
(熱湯を触るとみんな反射で手を離すと思うのだけど、あれのもっと激しいバージョンと思っていただければ良いかと。)

ちなみに背後から呼ばれてびっくりして、相手もその反応にびっくりして、「ごめん、そんな驚かすつもりじゃなかった!」って言われることはよくある。
わたしは、全然気にしてない。むしろ、謝るんじゃなく、一緒に笑ってくれた方が嬉しい。笑
わたしの周りには笑う人の方が多い気がする。
(何もしてないのに笑いが生まれたらなんか、嬉しい笑)

でも、熱々のカフェオレは飲めない。カフェオレだけじゃなくて、お味噌も飲めないから、定食のお味噌汁の蓋は絶対最初に開ける。

飲んでもいいんだけど、服がカフェオレまみれ、またはお味噌汁まみれになって、1日中それらの香りに包まれて過ごすことになるだろう。
(着替えなさいよ。)

だからわたしはカフェオレ→ホット、アイスと並んでぬるめが選択できるようになると良いなと思っている。(聞いてみたことはあるが機械で入れているので無理とのことだった)

他にも見えない困りごとはあるが、カフェオレがぬるくなったのでまた今度。

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