アールグレイを飲みながら
つい一昨日まで半袖短パンの格好で、窓も開け放ち更にエアコンもつけて寝ていたのに、昨日はとても涼しく、むしろちょっとだけ寒いくらいだった。
やっと夏が終わった気がした。
昼間はまだ日差しも強く、気温も高くて暑いんだけど、たぶんきっと秋が来た。
巷では涼しくなると人恋しくなると聞く。
みんながみんな口を揃えてさみしいと呟く。
私はあまりそうは思わなくて、涼しい気候が過ごしやすくて、それが嬉しくて活動量が増えて活発になるような気がする。
秋はとても好き。
春の次に好き。
街行く人々の装いとか、景色の色合いとか、旬の食べ物とかがなんかわくわくする。
こっくりする感じ。こっくりって意味わからないけどよく使う表現だから使ってみる。
私は東京で30歳を迎えた。
これといって何かすごいことが起きたわけじゃないんだけど、東京に来たらストレスが大幅に軽減した気がする。
自分という人間を全身で生きている感じ。
どうしてそう思えるのかというと、一応ひとつ決めたことがある。
今年は「自分の心に従った選択をする」と決めた。
見えない空気や、誰かの目を気にした選択は取らない。人や環境を自分の心が決めるとした。
この経験だから、この年齢だから、この場所だからで出来るようになったんだと思う。
自分が自分で在ることの居心地の良さを自分自身が一番感じられているのがとても嬉しい。
最近は身体のラインを整えることにハマっている。毎日見てたはずの身体が突然だらしなく見えて、あれ?そろそろやばいんじゃない?という焦燥感に襲われた。
体重は変わらないのに、加齢とともに筋肉が知らない間に脂肪に変わってしまったんだと思うと、なんだか切ない。
だから秋のテーマを自分に作った。
今秋のテーマは「いつ抱かれても良い身体づくり」
ふざけたテーマだと思われるだろうけど、本人は至って真剣である。みんな見とけよ。(誰宛)
なんか、何かを書き残したくて文字を打ち始めたのに、どこに着地したかったのか全然分からないまま終わりそうだ。
代々木駅近くのカフェでアールグレイを飲みながら、19時の新宿駅待ち合わせまでの暇つぶしといったらそこまでなんだけど。
カップが汚れてても何も言えず、おしぼりで拭いて誤魔化したりしてね。
ぼーっとしながら散文を散らかすだけ散らかしている。
またそのうち気が向いたら書こう。
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