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読者感想文『否定しない習慣』

彼と喧嘩(?)をしたことをきっかけに、そんな本を読んだ。

なぜ「喧嘩(?)」と、?をつけたかというと、わたしからしたらそれは喧嘩ではなく、ただの「話し合い」だと思っていたから。

彼の言動に対して、''もっとこうしたらいいのに
''、''それは違くない?''というところから始まり、わたしの意見を述べる。

でも彼は黙って不満そうな顔をするだけで、何も言わない。

''なんで喧嘩売ってくるの?''と言われて拍子抜けした。

''喧嘩なんて売ってないよ。わたしの意見を述べてるだけ。だから、○○くんの意見を教えて欲しいだけなんだけど…!''

その時の私は愚かなので、正しいことを言っていると信じて疑わなかった。

彼は言った。

''hnは僕の意見を知りたいの?違うでしょ。僕のことを批判して、それを認めて欲しいんでしょ。''

まさに青天の霹靂、、、

全くもって、批判の気持ちは込めているつもりがなかったから。

彼はそんな風に感じていたんだな、と思うと申し訳なさでいっぱいだったし
わたしはこうやって、考えたことや価値観をぶつけ合わなければ良い関係は築けないと思っていたから、自分が間違っていたことへの悲しさ?悔しさ?
これからどうしたらいいんだろう、という不安で涙が溢れてきた。


深夜3時までに及んだ喧嘩(?)の翌日、仕事の休憩中に目に止まった本がこちら。

わたしのための本ですか…?
迷うことなく手に取って、そのまま3分の2ほど一気に読んだ。

目を瞑りたくなるほど、わたしがしてきたことが間違っていたと気付かされる本だった。

印象的だったことを要約すると

・ただ、存在しているだけでいい
・相手の言葉を反復するだけでいい
・まずは意見を受け取る
・自分が話していい番まで待つ

彼との喧嘩(?)をきっかけに手に取った本だったけれど、仕事(接客)でのお客様とのコミュニケーションに悩んでいたわたしにとって、かなり参考になる本だった…!

お客様の言葉を反復したり、否定をしないだけでわたしと話す時の心地よさは大きく変わるはず…

もちろん、読んだだけでは変わることはできない。

でも、少しずつ意識をして変えていけたらいいな〜〜

否定は、無意識にしてしまうもの。

危ないかも…と思った方はぜひこの本を読んでみていただきたいな〜📕

否定されたと思わないコツみたいなのも載っていましたのでぜひ…!

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