イラスト25

”体力ない系”の人がフリーランス目指してやってきたこと。

こんにちは!
フリーランスイラストレーター・デザイナーのるるん(@lulun_ADHD)です。

ポートフォリオサイト↓

私がフリーランスとして本格的に活動を始めたのは今年(2019年)に入ってから。(最初はライティングの仕事をしていましたが、ライターでフリーになることは考えていなかったのでここではカット)

今回は1月に初めてお金を頂きイラストのお仕事をしてからのことをまとめます。

前半…フリーランスになったきっかけ
後半…私がフリーランスになってからやってきたこと

ちなみに、Twitterメインで活動しているので、Twitter関連の内容が多いです。
また、イラストレーターなので後半の具体的な内容についてはイラストレーター以外の人は参考にはならないかも…

フリーランス人口の増加

ここ最近、”フリーランスブーム”と言っていいほどフリーランス人口が増えていますよね。
(クラウドソーシングサービスの大手『ランサーズ』の発表によると、2018年時点で1000万人を超えているそう)

引用元:「独立=自由で楽しい」は大間違い? 報酬、労働時間、社会保障…フリーランスを待ち受ける理想と現実

引用元の『フリーランスになったきっかけ』という項目の上位には、「自分の裁量仕事をするため」「働く時間/場所を自由にするため」など、仕事とプライベートの両面に置いて理想の生活を手に入れたい、という考えが読み取れます。

その波を受けてか、最近Twitter上では

「新卒未経験でフリーランスを目指そうと思います」
「実績なしですがフリーで〇〇(職種)になりたいです」

といった声もよく目にするようになりました。

フリーランスになること自体の敷居は低いため、やる気さえあれば誰でも実現できる働き方だと言えるでしょう。

今後も『自由な働き方』を求めてさらにフリーランス人口は増えるのではないかと思います。

が!!

世の中には「フリーランスにならざるを得なかった」という、ネガティブな理由からフリーの働き方を選択した人がいるのも事実。
上のグラフで言う、「自分の体調不良のため」「子育てとの両立のために止むを得ず」などですね。(その他を除く、全体の26.6%)


ネガティブな理由からフリーランスになった人たち

実は私もこの「自分の体調不良のため」に当てはまります。

ブラック企業で体を壊し、フリーランスを目指すことになったのです。
「いずれフリーになりたい」という思いはありましたが、準備ゼロで退社することになるとは思いませんでした。(しかも、これといった実績はない状態)

私の場合は自分の特性(発達障害:ADHD)を考えた上で「個人プレーが合っているのでは」という結論に至り、ひとまずフリーで活動しています。(できれば企業に所属して週3在宅勤務・副業可が理想…)

会社をやめてイラストレーターになった話はこちら↓

ADHDフリーランサーの実態

本題に入る前に、過去(2019年2月)にADHDの方を対象にしたアンケートの結果を貼っておきます。
126名の方が参加してくださいました。

この結果を見ると、ADHD当事者が一人で生計を立てるのはなかなか難しいようです。
ただ、フリーランスになって「以前より働きやすくなった」という割合が64%と高いのは希望が持てます。


”体力ない系”の私がフリーランス目指してやってきたこと

ここからは、私が病気退職してからやってきた具体的な内容をまとめます。

でもその前に、一番大切なことを伝えたい!
”消極的理由(自身の病気など)からフリーランスになった人は、まず自分の体調の回復を優先する”ということ。

今でこそマシになりましたが、私は『自立神経失調症』『パニック障害』の診断を受けており、退職後は精神的に不安定でした。(直後よりも1〜2ヶ月後、「自分はこの先どうなるんだろう…」という不安感が襲ってきて辛かった)

そんな状態なのに、「何かやらなければ」という焦りからライティングの案件を受けたりブログを始めたり、自分の体に無理をさせてしまいました。
挑戦したこと自体は何も悪くはないのですが、タイミングを間違えると症状の悪化になりかねないので注意。

なので、まず体調が不安定な人は

・体調管理優先で心と体を安定させる
・やりたいこととやるべきことへの向き合い方を考える

ことから始めるのをおすすめします。
以下の記事は私が過去に書いた関連記事です。

体調や環境が安定している、という方は以下は↓へ。
再度言いますが、私はイラストレーターなので具体的な活動はイラストレーターの方向けです。


1.フリーランスについて勉強する

「ならざるを得なかった」人も、なってしまったからには「自分が生き抜く術」を学ぶことが大事。
私がフリーランスの勉強をするのに購入したのはこちらの本。

著者である山田竜也さん自身が消極的理由(労働環境・仕事の適性に疑問を感じていた)によって会社を退職されており、親近感が湧きました。
また、「ストレストレスなく安定して稼ぎ続けるための仕事術」や「お金の不安をなくすためにこれだけは知っておこう」(目次より引用)など、フリーランスの悩みの種に寄り添ってくれるような具体的な内容でとても勉強になります。(全ての業種に当てはまるかどうかはわかりませんが)


イラストレーターの先輩、高田ゲンキさん(@Genki119)が会社を辞めてから自分の働き方を確立するまでの漫画です。
働き方の本は沢山ありますが、「フリーランスを目指したきっかけ」「決断した理由」など、前段階のリアルな内容も語られており、共感できるポイントが多かったです。
また、イラストレーターが躓きがちな点を漫画形式で答え合わせしてくれるので、読みやすい&学べる内容が深いです。
※新たにフリーランスむけの書籍を考えているそうなので楽しみ!
(ただ、ゲンキさんは体力的にタフなタイプの人なので、この通りにやろう!と考えると”体力ない系”の人はしんどいかも…)


また、動画で学べる『Schoo』というサービスもオススメです。

Schoo(スクー)は、ネット上で授業を無料視聴できるサイト。
フリーランス関連に限らず、プログラミング、英会話など、様々なジャンルが存在しています。
特徴はチャット形式で質問したり、他のユーザーとコミュニケーションを取れる点。”参加型”の学びはただ見ているだけよりも身になりますし、孤独になりがちなフリーランスにとってモチベーション維持の役割も果たします。
有料登録すると、過去の授業も遡って視聴することができます。(コスパ最強)


2.生活コストを下げる

これ、めちゃくちゃ重要です。(私はあまりきちんと向き合えていませんでした…これから見直します)

フリーランスで一番不安なのは、やはり収入の不安定さによる”お金の心配”。これですよね。

稼げるアテがあるならまだしも、先行きのわからないフリーランサーはまず固定支出を見直すことが大切。生活コストが下がれば、「稼がなきゃいけない額」も必然的に下がることになります。

私はフリーランスになってすぐiMacを分割購入したり、必要だから…と無理な買い物をしたりしていました。
でも、自分が思っている以上に固定支出を下げられる方法はあって、「スマホを格安SIMに替える」という基本的なことから、「車を売る」という大掛かりなものまで…
お金に対するストレスを減らすために、『最低限の生活』を考えてみるのは必要なことだと思います。(ブーメラン…)


また、貯金がないなら「当面のお金をどうするか」も深刻ですよね。

私は現在結婚を前提にパートナーと同棲しており、家事・食費をほぼ全て担当する代わりに家賃や公共料金の支払いをしてもらっています。(家事の労力はそれなりにかかるので、このやり方に負い目は感じていません)
実家で暮らせるなら少しお金を入れながら、体制を立て直すのもアリだと思います。


それも無理という方は、徹底的に「お金関連の制度を使う」です。
これは精神疾患を持つ方に限定される話ですが、『自立支援医療』という制度があります。これは特定の病気(病院)に対し診察代・薬代を国に負担してもらえる制度です。

自立支援医療(精神通院医療)の概要

自立支援医療(精神通院医療)の概要

1 精神通院医療の概要
精神通院医療は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条に規定する統合失調症、精神作用物質による急性中毒、その他の精神疾患(てんかんを含む。)を有する者で、通院による精神医療を継続的に要する病状にある者に対し、その通院医療に係る自立支援医療費の支給を行うものです。
引用元:厚生労働省

負担額が大幅に減るため、該当する方は活用をおすすめします。

また、厚生労働省のサイトには『経済的な支援 ~医療費への助成、控除、生活支援など~』というページがあります。

経済的な支援 ~医療費への助成、控除、生活支援など~
・医療費を助成する制度
・生活費の保障
・税金が安くなる制度
・精神障害者保健福祉手帳
引用元:厚生労働省

そもそも「働けない人」を前提としている制度もありますが、一度チェックしてみるといいかと思います。


3.自分の活動を積極的に発信する

ここからはクリエイター(イラストレーターやデザイナーなど)を目指す方向けの内容です。

私は現在イラストレーターをしていますが、お仕事の依頼は今のところ100%Twitterからです。(紹介も含む)
これは日頃から自分の作品を積極的に発信した結果だと思っていて、実績がない人におすすめの方法です。(企業依頼の作品だと、むしろ掲載を許可してもらえない場合があるので)

駆け出しクリエイターは、自身の学びや作品を積極的に発信することで、同じ境遇の人と繋がれるだけでなく、お仕事のチャンスも得られると思っています。

私がTwitterで発信してきたことをまとめた記事はこちら↓

ただし、↑の記事にも書いていますが、「フォロワーさんを増やすこと」を目的にするのはおすすめしません。SNSが仕事に繋がる場合もあるけれど、フォロワーさんが多い=お仕事がもらえるではないので。

また、noteやブログに文章として「成長の軌跡」を残すことも大事です。(文章を書くのが苦手でなければ。あくまでも作品の制作が優先)
記事にすることで自分の思考を整理したり、後から振り返ることができます。また、人と繋がるきっかけにも。

私は「どこかのグループに所属したい」という気持ちはそれほどありませんが、孤独なフリーランスにとって”一緒に頑張れる仲間”は必要だと思っています。


4.ポートフォリオ(サイト)を作る

クリエイターにお仕事を依頼するとき、その人がどんな作品を作っているかわからずにお願いする人はいません

なので、自分の作品がわかるもの=ポートフォリオ(サイト)が必要です。
私も最近作ったばかりですが、無料サービスもあるのでとりあえず作ってみることをおすすめします。

「プロなら独自ドメイン必須」という声をよく耳にしますが、「とりあえず作る」には無料でも十分かと…自分の作品(量や作風)を俯瞰して見られるので。
最初から張り切ってもサイトの開設やデザインでつまずく可能性が高いので、最初のステップとして取り組んでみます。

以下無料で作れるポートフォリオサイトサービス↓

1.Portfoliobox

掲載できる画像の枚数に制限アリ、それを超える場合は月額制に。

私のポートフォリオサイトもこれで作っています。(有料版)


2.Resume

テンプレートが出来上がっているので、完成度の高いサイトに見える。
仕事(作品)別にページを作れるので、仕事の詳細を記事のようにストックできる。


3.Wix

一番よく目にするサイトかもしれない。
無料ながらカスタマイズの自由度が高く、オリジナリティのあるページにできる。(凝りだすと重くなるらしい)


4.WordPressによる独自ドメインサイト

1〜3までのサービスは、『無料ドメイン』と呼ばれるもので、ひとつのドメイン(ネット上の住所)を沢山の人で使います。
それに対し、『独自ドメイン』は自分だけのドメインを使うことができます。有名なのがWordpressで、企業から個人まで多くのサイトに使用されています。
独自ドメインの使用には毎月の使用料がかかること、開設やカスタマイズ(HTML/CSSの知識を必要とする)がやや難しいことから、無料ドメインを選択する人が多いです。

私が運営している『ワタシイロ』というADHDブログはWordPressで作成しています。(更新していませんが…)


ポートフォリオ(紙)でなくポートフォリオ(サイト)をオススメするのは、コストがあまりかからないから。
冊子を作るとなるとレイアウトの問題や印刷費用など色々お金がかかります。サイトなら無料で作成できるものもあるので、はじめの一歩におすすめ。
(営業する場合も、紙のポートフォリオでなくサイトをメールに添付するやり方もある)

5.趣味のコミュニティに所属する

これめっっっっっっっちゃ大事!!

フリーランスは超絶孤独です!常に孤独!!!

ひとりが好きな私でも、誰とも会話せずひたすら作業だけをして家に引きこもる…なんて状態が続けば発狂します。(マジ)

しかも、駆け出しの頃ってうまくいかない事や失敗が多いし、より不安で孤独感が強いんですよね。そんな時に、”息抜きできるコミュニティ”は本当に大事だと思います。

私の場合は週1で通っている和太鼓サークルがそれ。

フリーランスの活動とは全く関係ない人たちと一緒に趣味の活動をしています。好きな事同士で繋がった人との集まりは楽しいし、他愛のない話が気分転換にとってもいいんです。

是非、外との関わりを大事にしてほしいな、と思います。
(精神病みやすい人は外に出るきっかけにもなるよ)


【”体力ない系”の私がフリーランス目指してやってきたこと】
0.体調を回復させる
1.フリーランスについて勉強する
2.生活コストを下げる
3.自分の活動を積極的に発信する
4.ポートフォリオ(サイト)を作る
5.趣味のコミュニティに所属する


生活を見直しつつ自分のペースで前進!

最後に、尊敬するイラストレーター、高田ゲンキ(@Genki119)さんのツイート貼っておきます。(フリーランスイラストレーター向け)

⑦〜⑩が特に大事…
とにかく作品作って営業しろ!!ってことですね。

いい作品が作れるようになれば、あとは営業するだけ。正論です。
(それがなかなか難しいんですが…)

精神的に健康で体力のある人たちでも、ここまでストイックに行動できるのは一握りだと思います。(だから行動できる人はすごいし、尊敬する)

Twitterを見てると、すごい人たちがゴロゴロいて、「私は無理なんじゃ…」と気後れすることもしばしば。でも、だからと言って無理だとは思いません。

私みたいな”体力ない系”フリーランサーは、自分の体調や環境と相談しつつ、少しずつでも前進しましょう!

過去ツイ遡ってたら見つけたので貼っとく。


最後までお読み頂きありがとうございました!
少しでもお役に立てれば嬉しいです〜

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デザイン、イラスト、時々文章✏️ 人生のより道多めなフリーランサー🚶‍♂️整理整頓好きなADHDですっ🧠noteではフリーランス活動や日々の気づきを綴ります。 Twitter:@lulun_ADHD インスタ:@lulun1120

コメント4件

初めまして、konekoと申します!
凄く勉強になる記事を有難う御座います♪🐈
konekoさん、コメントありがとうございます!少しでもお役に立てたなら嬉しいです☺️🌷
フリーランスを目指してる者です。
私もたぶん自閉症で学習障害です。

孤独すぎて、勉強する気失くしてましたので、参考になりました!
考えすぎて動けなくなってしまいがちだったので…💦

あと、カミングアウトして、凄いなぁと思いました。やっぱり言った方が良いんですかね。
すごくためになる記事でした!私もネガティブな理由での在宅ワーカーになりますが、勇気が出ました😊🌼
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