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銀河鉄道の夜

もっと遠くへ
もっと遠くへ
行きたいと頬を濡らし、汗を振り切って進む

父が死に。母が死に。
わたしは何を思うだろうか。
今のわたしに満足してくれるだろうか。今のわたしは満足するだろうか。

わたしには何もない。
本当に、何もないんだ。

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