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よろしくお願いします!

『わたしで歩む研究所』を立ち上げた中川碧です。『わたしで歩む』というのはありきたりの言葉ですが、私の人生にとってはとても重要な言葉となりました。どうしてこのような名前になったのかお話します。お付き合いくださいませ。

実は、私は最近『わたし』ってこういう人間なんだなというのを何でも素直に受け止められるようになりました。みなさんはいかがですか?自分のこと、よく理解していますか?自分に正直に生きていますか?

私は、昔から「君はなんか違うね。」とか「なんか変わってるね。」とかそういうことをよく言われたのですが、一見優等生的な感じ、夢を実現させて生きてきたような人生でした。親や親戚の期待も厚く、長女として一生懸命生きてきました。

ところが、コロナ禍、あれ?今までの自分は「わたし」じゃない!と気づいてしまったのです。

日本に限らず、意外と多いかもしれないのですが、社会の刷り込み、学校教育の影響は大きいです。また、家族関係など周囲の環境の影響も当然ながらかなりのものです。その中で一番身近な存在である親からの期待で生きてしまうこと、それも、人によりますが、自分の意思と誰かの意思が混同していることに気づかずに自分の意思だと思い込んで生きてしまうことがあるということ。そういうこと全てが自分の中で明らかになりました。

私がどうやって「わたし」を取り戻していったのか。それは、

まず、瞑想。静かな世界に身を置くと、自然と湧いてくるものがあって、今まで気にも留めなかった感情が出てくるんです。それに一つ一つ向き合いました。実は、せっかちなこともあり、ゆっくりという動作がとても苦手でした。ですが、コロナ禍家に籠らなければならず、不安なことも多かったので、瞑想に取り組むことができました。

2つ目は、ヘリオセントリック占星術との出会い。これが一番大きいです。

太陽系の中心である太陽は実際にものすごいスピードで動いていて、惑星を引き連れて動いている。太陽が動いているなんて考えたことなかったです。太陽の周りを地球が動いているから太陽が動いて見えるとしか。ですので、地動説の立場をとっているヘリオセントリック占星術は私にとっては衝撃でした。本来のありのままの自分で生きた時の使命や才能がホロスコープから読み解けるというもので、自己実現を目指して一生懸命生きてきた私にとって、とてもしっくりくるもので、ワクワクが止まらない占星術でした。

私たちにとっては当たり前すぎて考えもしないけれど、太陽という恒星のおかげで、日本には四季がある。桜が春に咲き、お米が秋に収穫されるというのもそのおかげです。春になると虫たちは元気に動き出し、冬になると冬眠する動物もいます。地球に存在するものすべて、太陽に影響を受けています。同じように、宇宙にある様々な星たちは、地球に住む私たちにも影響を及ぼしている。そういう風に考えるようになりました。

昔から自然科学、特に空が好きでした。大学時代に見た望遠鏡から覗く土星に感激したことは鮮明に覚えています。いろんな遠回りをしましたが、ヘリオセントリック占星術との出会いは本当の「わたし」に出会うための一つの過程だったと思えます。

今は「わたし」とつながっている感じがします。昔のような違和感や急き立てられるような感覚はなくなりました。落ち着いていて、安心感に包まれているような感覚。失敗しても自分のこととして受け止め、許せるようになる。私を取り戻した気持ちです。

こういった自分のターニングポイントがあったので、私のような人がいるかもしれないと思いました。「わたし」というのは本来のありのままの姿と捉え、もしかすると、あなたは今、本当の「わたし」ではない可能性もあるということ。「わたしで歩む」とは本来の「わたし」で一歩一歩しっかりと人生を歩むということ。どうしたら、スムーズに移行できるんだろうかと思い研究し始めました。

世の中にはまやかし的なものが多いですし、私たちは気を許すとすぐにでも無意識につかまっています。自分の人生を歩むには社会の構造や真理や心理学をある程度理解し、活かしていかないと知らず知らずのうちに誰かの戦略にはまってしまいます。シンプルに言えることであったとしても、行動することは簡単ではありません。

「わたし」を理解し、受け入れること。そして、自分を愛おしく思えること」が初めの一歩。「わたし」が定まらないと人間関係はうまくいきません。私は自己犠牲で生きる人間でした。苦しくなるのです。たくさんの啓発本も読み漁りました。それなのに・・。

古典にも啓発本にも自己認識の重要性は書いてあります。それなのに気づけなかったのです。なにせ私は「わたし」と思って疑わなかったので、気づくわけがないのです。遅かったけれど、わたしのタイミングだったと受け入れています。自分がよくわかってないと人間関係が疲弊する関係になってしまいます。うまく距離がとれません。人間の悩みはほぼ人間関係と言われています。やはり、全てにおいて自己認識が出発点です。その時、自己点検が必要なのではないでしょうか。「わたし」なのかと。

まだ始まったばかりですけど、「わたし」としっかりつながって、自分の才能を使って輝いていて生きる人を増やしたいと思ってます。自分ももっと幸せになることを探求しながら、出会う人の人生にも関わっていけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。




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