こんな雨なら
雨が降っている
小田は雨が好きではない
今日はカフェにでも行こうと思ってたけど
もう家でいいやと思い直した
強く
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今日はさあ、誰か知らないやつの話を
書いてみようと思って
太文字以外はぜーんぶ
何を思いながら書いてるかってことで読んでくれよ〜
いつもなんか書くときは
タイトルからか、一文目からか
この2パターン
今回はまさかの3パターン目
びっくりだよね〜
こうやってこんな流れがいいな〜
なんて思ってたら
このタイトルがいいなあって
雨が降ってるってとこは、
どんな雨量でもいいけど、
ポツポツくらいの小雨をイメージすると
ちょっと親しみやすいかも
とにかく小田は雨が降ったら
外に出たくないらしいね〜
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世の中全てタイミングだ
小田はタイミングを大事にしている
困ってそうな人を見かけて
声をかけたほうがいいかな、って思っても
声をかけないこともある
勇気を出さないタイミングを見つけてしまうのだ
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でもさ〜ほんまに世の中タイミングやなあと思う
でもそんな考え方もちょっと言い訳じみてて
嫌やなあって思う時もある
だからちょっとこれからは逃げるタイミングに
抗ってみることもあるかもしれない
まぁでも本当に逃げたかったら逃げていいと思う
そんなときは逃げた後のことも考えるんだよ
昔の自分へ
小田って名前をつけたのは、
知人に小田っていないから
なんか知人にいると
そのイメージちょっとついちゃいそうだし
あと「小」の字でちょっと気が小さい的な
ニュアンスも出したかったんかなあ
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まぁでも家を出なくてもいいか、
明日も予定があったし
小田はそんなことを考えながら
うどんを茹でていた
沸騰する水をみながら
人間も息をするとき、水中にいるときみたいに
泡を出しながら息をしたらいいのにと思ったりした
そしたら、自分の老いも余生も感じれて
いい老後になりそうだなと思った
そしたら、お年寄りに声をかける
タイミングにもなるし
国会議員の平均年齢も下がりそうだし
なんて考えていたらうどんは既に茹ですぎていた
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小田、明日も予定あるらしいね
なんの予定なんだろうね
誰との予定なんだろうね
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小田は明日着て行く服を考えていた
清潔感のある服でいいか
服に無頓着な小田は幸い
個性のないシンプルな服ばかりもっていた
少しいつもより長めにお風呂に入ったし
少しいつもより寝る前に天井を見る時間が長かった
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なーんかかくのちょっと疲れてきたなあ
そろそろ終わろうかな
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朝、目が覚めるとポツポツと雨が降っていた
こんな雨なら
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