二ヶ月間に向き合った生と死

前回まで欠かさずに投稿していたnoteでしたが
気がつけば二ヶ月も経ってしまいました。

本当に濃い二ヶ月だったなぁと
改めて思うこの頃です。

誰も興味ないんだろうけど
自分の『書く』と『自分』に向き合うために
書くとします。



6月の上旬、第4子となる女の子を元気に出産しました。
朝焼けが綺麗な早朝、陣痛が始まり、
朝食をとる時間には生まれてしまうという
本当にあっという間に生まれてきてくれた我が子は
本当に可愛いです。

第2子の時は、気がついたら
病室で、隣には赤ちゃんがいる みたいな感じだったから
『自分で産んだ』という実感、体験は
こんなにも幸福感と達成感、自己肯定感(って言ったら
ちょっと言い過ぎ?)が味わえるのかと
しみじみと感じています。

一方で
出産からちょうど2週間後。
17歳と8ヶ月という私にとって宝物の時間をくれた
愛犬が天国へと旅立ちました。

出産の2日前からあまりご飯を食べなくなって
心配しながら出産、入院となったので
入院中は本当に心配で 
看取れなかったらどうしようとか
どうにか生きてほしい、また奇跡を起こしてほしいと
沢山考えたり、願ったりしていました。


出産を終え、退院してからの1週間は
これから生きていく小さな命と
これから旅立っていく小さな命との
その狭間で、とっても戸惑いました。

産後のホルモンの影響もあり
考えが本当にまとまらず。

赤ちゃんには 母乳を与えること

愛犬には もう無理して与えないこと

今でも言語化するのが難しいのですが
両極の間にいるのは頭と行動を切り替えることが本当に辛かった。

シリンジで流動食や水を飲ますことは『生かす』こと。

それが果たして正解なのか。
ただの私の欲なのではないか。

苦しまずに旅立ってほしい気持ちと
もっと生まれてきた赤ちゃんとの時間も過ごしてほしい


なんていう私の勝手な『欲』が湧き上がっていて
あの1週間はずっと泣いてばかりでした。
(って言いながら、今も泣きながら書いてるんだけど)



愛犬の最期は私が抱っこしている
胸の中でした。

『大好きだよ』『ありがとう』をずっと
言い続けて。
どうかこの声が愛犬に届いてくれていますようにと
願いながら。

そして その瞬間が訪れるわけですが
その時、ぐっと首を持ち上げて
いつもの目で いつもの表情をして
私を見てくれたのです。

ずっと目が虚ろだったし
白っぽくなった目だったけど

その時は本当に違って 私がずっと見てきた
あの子の目で私を見てくれて
心臓が止まったのです。


赤ちゃんはその時は静かに寝ていてくれて
まるで赤ちゃんも気を使って
私と愛犬の最期の時間を邪魔しないように
してくれていたようにも思います。



支離滅裂だなぁ 今日の投稿は。

だけど私が経験した 家族の生と死は
本当に嬉しくて
本当に悲しくて
涙がどちらも止まらないんだけど

私にとっては必要な経験だったのだと
改めて思います。

私にとって『家族』が何よりも大切だと
気が付いた私に 改めて『家族』と
向き合う、そんな2ヶ月でした。

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