最強のカーディガンを探す旅
突然寒くなった。いやいや寒くなりすぎじゃないですか?今朝は喉も痛いしこのまま風邪を引くんじゃないかとあたしゃ恐ろしい気持ちでいっぱいだよ……
我が名は同じパジャマの色違いを10着以上保有して24時間365日着ている狂人なのだが、外に出るときや廊下に出るときにそりゃあもう寒くてスースーしてたまらんので(ダイアンの津田さんからスーを頂戴している形)、カーディガンをその都度着るわけです。
しかしカーディガンに腕を通すという作業が腕ぢからのない人間にとっては毎回毎回となると結構つらいわけで、釧路は寒いわけで、そんなわけで最強のカーディガンを探す旅に出るわけです。
最強のカーディガンを求めてまずは高島屋から大量に送られてきたおばあ向けの通販カタログを見ます。おばあという生き物は体中のあちこちが痛いという性質を持っているため衣類の着心地に対してわたしと求めているものが近いからです。
しかしガチのおばあのカタログなので、めくれどもめくれども我が選択肢おばあの衣類以外にならざりで、こんなにくすんだ色の似たような形の服を200着も見せられたら混乱するわってな話で、しかも袖の通しやすそうなカーディガンは意外なほどに見つからないし、わたしはもうおばあのカタログに見切りをつけました。
だってかわいくないし……
あまりにも、泣けるほど……
さてゾゾタウンに歩を進めると、今年は幸運なことにドルマンスリーブが流行っているのですか?そうなのですか?自分内のファッションの歴史が2016年で止まっているため知りませんけど、こりゃ袖付けがゆるくてラッキーですわという話で、下手したらおばあ向けのカーディガンよりも着やすい可能性すらある。
着やすくておばんくさいか、着やすくて若者らしいなら、絶対に後者を選びたい。だからわたしはゾゾタウンを旅しつづける。海千山千とある服の中に、きっと最強の着心地のカーディガンが埋もれているはずだ。
まあ、まだ見つかってはいませんが……
見つける前に冬になりませんように
拝啓 ゾゾタウン様
ありがとうございます
敬具
おわり
HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞