母と交わしたセックスの約束。その夜まで。
昨夜のことから朝方まで眠れず複雑な気持ちで初日の出を見ながら眠りに落ちた私。
目が覚めたのはもうお昼を過ぎた頃でした。
少し緊張したままリビングに向かい、母が用意してくれたおせちとお雑煮が今年初めての食事。
「これ食べる?」
「おかわりは?」
平静を装う母でしたが私と目を合わせることはありません。
お互いに意識し合っていることは明白でした。
「渉の気持ちが変わらなかったら・・・」
昨晩そういった母の優しさでもあるのでしょう。
私がもし母への気持ちに迷ったり思い直すことがあった時の逃げ道をまだ残してくれているのだと思いました。
私はこうしている時も・・母が近くに居るだけでどうしようもない程に母が欲しくなっているのに。
食事を終えた私達は隣町にある少し大きめの神社に出かける為に家を出ました。
運転する母の車の助手席に座っている時も一緒に歩いている時も、私は母の身体を凝視していました。
セーターの上から分かるなだらかな胸の膨らみ。
タイトなパンツを膨らませる肉感のあるお尻を太もも。そしてその奥にあるであろう秘部。
昨日見た母の全てが網膜に焼き付いて離れない。
「ほら、ちゃんとお祈りして。」
母から賽銭を手渡され手を合わせる。
私と母の健康を祈りつつが頭の中には淫らな妄想が過りバチが当たらないか少し心配になりました。
神社からの帰り道、母はコンビニに車を止めました。
私も飲み物を買おうと一緒に降りようとしましたが、
「渉はちょっと待ってて。なんか買うものあったら買ってくるから。」
と制止する母。
「分かった、なんか飲み物買ってきて。」
と母に従ったものの釈然としない気持ちで母を待ちましたが、
3分程して戻った母が飲み物を出した袋の中に見えたものを見て納得がいきました。
袋の中からちらっと見えた四角い箱のパッケージ。
避妊具、コンドームでした。
母は昨日の約束通り準備してくれた。
本当に・・・、本当に、母は私と。
そう思うと胸が高鳴り、股間は熱くなり、何も喋ることが出来なくなりました。
レジをした店員さんも。お祈りした神様も。すれ違う人達全員。
私達が今夜母子でセックスしようとしているなんて夢にも思っていないだろう。
意味もなくそんなことを考え興奮していました。
家に帰り仏壇の掃除や年賀状の整理を手伝ったり、そうしているうちにあっという間に夜になる。
お節の残りとお餅で夜ご飯を食べました。
母は時折、私に話を振ってきましたがお互い何だか意識し合っているのが伝わりぎこちない時間が過ぎる。
夜の10時を過ぎた頃。
先に貰うね、とお風呂にいった母が居間に戻ってきました。
「それじゃ、先に休むね。」
「うん、分かった。」
「おやすみ。」
「おやすみ。」
言葉にするとそれだけのやり取りでしたが、母は何か言いたげな顔をして。
でも何も言わずに寝室に戻っていきました。
母の意味ありげな表情と視線。
来るなという意味なのか、来て欲しいという意味なのか。
その心の奥までは読み取ることが出来ませんでした。
私もすぐにお風呂場に向かいシャワーを浴びる。
身体を拭くタオルが股間でつっかえる。
昨日の夜からずっと寸前まで湧き上がった性欲と精液は既に私の股間を熱く硬くしておさまりがつきません。
もうすぐ。きっともうすぐそれは爆発するように吐き出されるでしょう。
大好きな人の元で。
私は昨夜と同じように母の寝室へ歩みを進めました。
ひっそりとした岩手の田舎。実家の一軒家。
母親の秘裂に息子の私がペニスを突き入れる。傍から見たら忌まわしい、私達にとってはかけがえのない、特別な夜が始まろうとしていました。
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