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【無料】宮市亮が語る“プラチナ世代”の戦友・柴崎岳「12歳から一緒にサッカーをしてきた仲」【蹴鞠のトリコ購読おためし記事】

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宮市亮vs柴崎岳がついに実現!?


 横浜F・マリノスは9月24日に明治安田生命J1リーグ第29節で鹿島アントラーズと対戦する。

 対戦相手の鹿島には今夏、日本代表として2度のワールドカップ出場の経験を持つ柴崎岳が復帰した。ディエゴ・ピトゥカが出場停止となるマリノス戦では、背番号20の司令塔は鹿島加入後初先発を飾ることが有力視されている。

 マリノスには柴崎と同じ1992年生まれで「プラチナ世代」の1人、宮市亮が在籍している。2人は若くして才能を評価され、各世代別代表などで切磋琢磨してきた関係だ。U-17日本代表時代の2009年には、そろってFIFA U-17ワールドカップにも出場した。

 22日の練習後に取材に応じた宮市は「彼とピッチ上でまた戦えたらすごく嬉しいこと」と柴崎との再会を心待ちにしているようだった。「彼とは12歳くらいから一緒にサッカーをやってきた仲なので、こうやってまた日本に帰ってきて、Jリーグが盛り上がるのもすごく素晴らしいことだと思います。お互いにいいゲームにできたらなと思います」と明るい表情で語った。

なかなか交わることのなかったキャリア

 ともに欧州でのプレーや日本代表を経験しているが、2人の歩んできた道のりは全く異なり、これまで対戦経験はない。

 柴崎は青森山田高校卒業後に鹿島アントラーズでプロサッカー選手となり、2017年から活躍の場をスペインに移した。Jリーグへの復帰は6年半ぶりとなる。一方、宮市は中京大中京高校卒業とともに海を渡り、アーセナルに加入。プロキャリアの大半を欧州で過ごし、2021年夏にマリノスの一員となって初めてJリーグでプレーすることとなった。

 2014年に日本代表デビューを果たした柴崎は2018年のロシア大会と2022年のカタール大会の2度にわたってワールドカップに出場。宮市の日本代表初招集は2012年と柴崎より早かったが、度重なる怪我に悩まされて10年近くA代表から遠ざかり、2022年7月に国内組のみで構成されたチームで再びサムライブルーのユニフォームをまとった。

 なかなか交わることのなかった宮市と柴崎の道が、ついに交差する。

宮市亮が語った柴崎岳の「らしさ」と「強み」

「中学生の頃から常に冷静で、それは今も変わらず、ブレずに、岳らしいというか。どんな時でも状況を整理して淡々とプレーするのは、当時からずっとそうだなと思います」と、柴崎の強みを深く理解するトリコロールの背番号23は、直接対決での必勝を誓った。

「360度の視野を保てるところ。あとは絶品のスルーパス、そこが彼の強みだと思います。やっぱり(柴崎がチャンス)供給のポイントになってくると思うので、しっかり距離を近くしてディフェンスできるか。前線にもいい選手がたくさんいるので、しっかりチームとして対策していきたいと思います」

 宮市も柴崎も30代に突入したが、まだまだJリーグを引っ張っていけるクオリティを備えている。プラチナ世代を代表する2人のタレントが見せるパフォーマンスが、J1優勝争い直接対決でそれぞれのチームの勝利の鍵を握るはずだ。

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