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英語学習のススメ

皆さん、こんにちは、Wataru Mです。今回は英語学習について語ってみたいと思います。

我々は多くの時間・お金をかけて英語学習に取り組んでいます。日本の多くの学校では、小学校または中学校から英語授業が開始され、高校や大学においても英語授業があったのではないでしょうか。
また、文系理系問わず受験科目に英語があることや、社会人になり英語をリスキリングしようと志す方も多く、矢野経済研究所の調査では、英語を含む外国語学習における日本の市場規模は約8,000億円(2020年)とされています。多くの方々が英語学習に相当な時間とお金を使っています。

でも、多くの時間とお金をかけて行ってきた英語学習ですが、本当に身についていると思いますか?訪日客の方に英語で道を聞かれて堂々と対応できますか?英語のニュース記事が出てきても臆さず読むことができますか?もし、自信を持ってYes!と言えない方々は、ぜひこの記事を参考にして頂けたらと思います。

でもその前に、そこのお前はどのぐらいの英語力があるんだ!?と疑問をお持ちの方も多いと思いますので、私の英語力を少し語らせていただきますと、2019年の結果にはなりますがTOEICは805点。また定性的な話になりますが、前職では海外事業部に所属していて、外国人相手に英語会議のファシリテーションなどを行なっていました。また、アメリカでの長期研修プログラムなどにも参加してどっぷり英語環境に身を置いていた時期もありました。お世辞にも決して上手とは言えませんが、英語に対する恐怖感はかなり低くなってきているので、1つの参考として聞いて頂ければと思います。

①分かるとできるは全然違う!

英語学習に限らずだと思いますが、英語が”分かる”とそれを使うことが”できる”かどうかは全く別の話です。教育現場では多くの時間を単語と文法学習に捧げていますが、それを活かす機会があまり多くなかった気がします。単語や文法学習自体は大変重要なのですが、単語の意味が分かる、文法が分かるというのは、英語の聞く・読む・話す・書くための要素を理解しているだけに過ぎず、それらを使うというステップはまた別次元の話になります。そもそも、我々が日本語を話すときに、単語の意味や文法一つひとつをあまり意識しないのと同様で、単語や文法の理解は、言語を話すための前提条件とも言えます。英語が”分かる”ではなく”できる”ためには、学んだ単語や文法を積極的に使用していく姿勢が大切です。

②環境を変えよう

英語は使うことが大事ということをお話しさせて頂きましたが、日本にいると日本語が使えてしまうため、なかなか英語を使用する機会が多くないかもしれません。英会話スクールに通うとしても、その時間以外は日本語環境となってしまうため、浴びる英語量としては限定的です。そこでオススメしたいのが、日本語が使えない環境に身を置いてみることです。海外事業部へ志願する、外資系企業に転職する、また外国人コミュニティに入るなど、日本にいながらそのような環境に身を置くことで、一定の英語量は確保できるかも知れませんが、短期間でも良いので、ぜひとも海外へ行くことをオススメします。なぜかというと、海外へ行けば、見るもの聞くもの全てが英語ですし、嫌でもやりとりは英語で行わなければなりません。ストレスかもしれませんが、それぐらい使うことに負荷をかけないと英語をできるようにはならないと思います。

個人差はあると思いますが、私の経験だと、海外に行って

・1ヶ月:英語に対する恐怖感が薄れる

・3ヶ月:耳が徐々に慣れてきて、相手が何を言っているか聞こえるようになる

・6ヶ月:日常会話ができるようになる

・12ヶ月:ビジネスなど、難しい会話が少しずつできるようになる

といった変化を経験しました。特に会話のキャッチボールができるようになる、3ヶ月から6ヶ月の間の成長スピードは著しく、交友関係も徐々にできてきて、とても楽しい時期でした。私はこの時期に、寝言が日本語から英語に変わりました。笑  寝ていても英語を話すぐらいなので、頭が日本語脳から英語脳への変わったサインかもしれないですね。どこまで求めるか次第だと思いますが、日常会話ができるようになりたいと思うのであれば、5,6ヶ月間は行きたいところです。

学生ならまだしも、社会人ではそんなに時間取れないよ!と思われる方も多いかも知れません。ただ、毎日60分間のオンラインレッスンを10年間行う(3,650時間 = 約5ヶ月間)であれば、5ヶ月間集中して学習した方が数倍早く効率的に英語力がつくと思います。(私自身も、アメリカ留学する前に英会話スクールやランゲージカフェなどを試してみましたが、いまいち上達した気がしませんでした) 留学のために仮に休職するとしても、素晴らしい英語力を身につけた際には、今後のキャリアアップに有利に働くこと間違いないかと思います。

③お喋りスイッチを押す

海外留学中のポイントという点で少しお話をすると、自分自身を”お喋りモード”に切り替えることが重要です。というのも、文化的に近い環境で育った日本人同士であれば、言葉にしなくても以心伝心で伝わることが多いかもしませんが、生まれも育ちも異なる文化圏の人が集まる海外では、以心伝心は通用しないからです。

日本人は、たくさん話すことや聞き返すことに恥じらいを覚える方も多いと思いますが、海外、少なくともアメリカやイギリスでは、聞くこと・聞かれることを前提に会話が成り立っているので、話し手は相手から質問がないと「本当に分かったのかな?」と不安を覚えると思います。

私はシャイだからな・・・と思うかもしれませんが、自分の中に別の人格を作るイメージで俳優・女優さんみたいに演じてください。海外なので、誰もあなたのその人格に違和感を持つ人はいないですし、愚直に演じ続けていけば、次第にその人格が自分のものになってきます

④楽しもう

英語に限らずですが、やっぱり楽しむことが大事です。英語が話せたらどんな世界が待っているか想像してみてください。アメリカやイギリスなど英語を母国語としている国だけでなく、ヨーロッパやアフリカ、東南アジアなど、英語を第二言語としている国々の方とも英語というツールを使って会話をすることができるようになります。また、おもしろPodcastや今まで読むことのできなかった書籍にもチャレンジすることができるかもしれません。極端な例かもしれませんが、私の友人は留学中にアメリカ人彼氏ができて以降、かなり急速に英語が上達していました。

Google翻訳など、今ではたくさんの便利なツールがありますが、英語はイントネーションやボディーランゲージ、相手の表情などで意味が変わってきますので、個人的には十分とはいえないと思います。また、そもそも翻訳機を通さない会話はシームレスで気持ちが良く、心の通った会話をすることができると思います。

以上、僭越ながら英語学習について語ってみました。語学学習や留学先などでお悩みの方がいらっしゃれば、いつでもご相談にのらせて頂きますので、お気軽にお声がけくださいね。

それでは良い1日をお過ごし下さい!

Wataru M

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