成功者を例に挙げて精神力を高めるのは難しい

何かで成功していたり順調に物事が進んでいたりする人は普段から余裕を持つことができる。
お金持ちもそうだ。溢れ出る余裕は、目に見える才能を持っていたり、生活レベルが他の人より高かったりするので人より劣っている気持ちをあまり感じたことがないからだろう。そうして自然と自分で自分を認めることができているのだろう。
つまり、自分で自分を認めてあげることができれば成功してなくても良いのだ。
成功者の考え方とか、信念とかには良い言葉も沢山ある。しかし、それらは参考程度にしておいて自分を認めてあげられるように行動することが何よりも優先するべきである。

逆のアプローチもしてみる。

何かを目指していても達成できておらず焦っている人や達成できていても人と比べてしまっている人は余裕を持てない。自信も持つことができない。人と比べることでしか自分を保てない。
従って、何かを目指す時は自分のペースを守り、自分で決めたルールを守り、焦らず、比べるのは過去の自分のみとする。そうすれば目標に向かって実行していることに自信を持てる。人と比べないことで落ち込むこともしないし、他人を侮辱したりしない。これらの行動が自分自身を認めるための助けになる。
何かで落ち込みそうな時はまず「人と比べない」「自分のペースで焦らない」ことを思い出すことにしよう。

自己肯定感を高めることに専念しよう。
それこそが精神力を高める土台になるからだ。