見出し画像

アメリカのスポーツ観戦まとめ

こんにちは!
本日のお題は「アメリカのスポーツ観戦まとめ」です。

アメリカにきてから、バスケ、野球、アメフト、と3つのプロスポーツを現地観戦しましたが、それらを観た僕の意見を改めてまとめていきたいと思います!

これまでの観戦記はこちら↓

何より、わかりやすい

海外のプロスポーツを見て1番に思うこと。
それは、「わかりやすい」です。

もちろん、スポーツを観戦するにあたって最低限の知識は必要です。

バスケはボールを持って歩いたらダメ。
野球はダイヤモンドを回ってホームに帰ってきたら1点。
アメフトは最低10フィート進まなくてはいけない。

このくらいは知っておかないと、観戦をしていても楽しむことができないと思います。
しかし、これくらいでいいのです。

チャンスがきたら電光掲示板に「声を出せ〜」という表示が出るし、ファウルがあったら審判がその理由を喋る。
「これから何が起こるのか・今何が起こったのか」
というのが、一目でわかるように仕組みが作られているのです。

どちらかというと、僕の中では「こらから何が起こるのか」がわかる方が大切だと思っています。

僕は、昔からサッカーの観戦が苦手です。
生で見る分には楽しめますが、テレビ中継だとどうしても楽しめない…。
なぜかというと、チャンスがいつくるのかがわからないからです。

僕はサッカーに詳しくないので、戦術や足技、選手名など、全然わかりません。
見たいのは「ゴールするところ」、ただそれだけなのです。
しかし、90分の中でゴールするところが見れるのは、多くても5回程度…。
途中で見ていられなくなってしまうのです…。

その点、バスケは点数の取り合いが激しいし、攻守の切り替えも早い。
野球はピッチャーがボールを投げる間隔が休憩時間になる。
アメフトも1回の攻撃ごとに休憩がある。

これから何が起こるかがわかるから、逆に、何も起こらない時は観戦を休憩できるのです。
観戦にメリハリをつけるためには、電光掲示板への表示・アナウンス・照明の変更などを使って、観客にチャンス・危機を知らせることがとっても大切だなと僕は感じています。

球場外での盛り上がり

アメリカのスポーツの盛り上がりは、スタジアム内だけにとどまりません。
スタジアム周辺、バー、レストラン、自宅…
など、たくさんの人が至る所で、自分のスタイルで観戦を楽しんでいます。

野球、バスケももちろんすごく盛り上がりますが、何よりすごいのはやっぱりアメフト。
年間16試合しかないため、シーズン中は日曜日(試合開催日)を楽しみにしている人がたくさんいます。

スタジアムに足を運べば超満員。
スタジアムの周りにはたくさんの出店。
駐車場では、キャンプをしながら観戦。
バーでは、お酒を飲みながら観戦。
お家ではパーティーをしながら観戦。

とにかく、アメフト熱がすごいのです…。

年間王者を決める決勝戦「スーパーボウル」は、毎年高い視聴率を誇る、全米が注目する試合です。
その試合の放映権料やコマーシャルの価格は格別に高いですし、それだけでなく、その夜はピザ屋さんの注文数やポテトチップスの販売数が倍増するなど、いたるところに強い影響が出ます。
「アメフト」という1つのスポーツに、アメリカを大きく動かしてしまうほどの力がある現実を目の当たりにした僕は、ただただ驚くことしかできませんでした。

日本のスポーツは?男子新体操は?

日本に、そこまで熱狂的になれるスポーツがあるだろうか。
そこまで毎年の恒例行事として根付いているものがあるだろうか。

国民性がそうだから?

いえ、そうではないと思います。
相撲や野球、サッカーなど、日本の国技や人気のスポーツも、そうなれる可能性は持っているはずです。
もっともっと観戦スタイルを多様化させ、それにあったアプローチを様々な角度から企業がしていけば、きっとアメリカのような「国民全体の盛り上がり」を作れるはず。

僕は、そう思っています。

新体操に関しては、「人に見てもらうスポーツ」として、まずは試合作りの意識を変える必要があります。
試合は試合、エンタメはエンタメ、という人がいるのであれば、運営組織を分けてしまえばいいでしょうし、選手は自分が参加したい方を選べばいいと思います。
大学までしっかりと通わずとも、高卒でパフォーマーになってエンタメの世界に飛び込む選手がいてもいいと思うし、もっと多様な活躍の場を作ってあげることが必要なのではないでしょうか。

まとめ

アメリカのスポーツを見て、日本のスポーツを見て…
そのあと男子新体操を見ると、やらなければいけないことが山積みです。
マイナー、マイナーと言われている時代はいつか終わらせなければなりません。
少しでも、その力になれるよう、僕はまだまだこれからも勉強して、行動していきます。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
右下のハートボタン、SNSでのシェアをよろしくお願いいたします!
明日は「ロンダートの重要性」です!
ではまた明日!

———————————————————

井藤 亘(いとう わたる)

🇺🇸フロリダ ディズニーワールド常設ショー
Cirque du Soleil 「Drawn to Life」
男子新体操アーティスト🤸‍♀️

画像1

個人HPリンク
YouTube:WATARUN VLOG

Twitter:@wataru_cirque

Instagram:@wataru_cirque

名古屋市立原中学校ー埼玉栄高校ー青森大学ーシルクドゥソレイユ

3歳から男子新体操を始め、中学校3年生時の全日本ジュニア出場をきっかけに、埼玉栄高校へ進学する。
骨折などの大きな怪我を克服しながら3年時にインターハイで団体優勝し、名門・青森大学へ進学。
大学では、全日本選手権・全日本学生選手権ともに4連覇を果たし、4年時には主将も務めた。
卒業後は、幼児・小学生を対象にスポーツ指導をしていたが、パフォーマーとしてイベント出演したことをきっかけにシルクドゥソレイユのオーディションを受け合格し、渡米。
現在はパフォーマー業を行いつつ、男子新体操の普及を目標に様々な活動に取り組んでいる。 

【実績】
 ・インターハイ団体優勝 
 ・全日本学生新体操選手権大会団体4連覇 
・全日本新体操選手権大会団体4連覇
【出演】
・東京テレビ「年忘れにっぽんの歌」鳥羽一郎コラボ 
・TBS「音楽の日」三浦大知コラボ 
・BS11 ドキュメンタリー「ザ・チーム 勝利への方程式」
・Avex主催「STAR ISLAND」サウジアラビア公演 
【資格】 
・中学、高等学校第一種教員免許状 
・日本スポーツ協会公認スポーツリーダー


20年以上続けてきた「男子新体操」というスポーツをより多くの人に知ってもらうため、日々活動をしています!! 頂いたサポートは、今後の活動費、またはその勉強のために使わせていただきます!🙇‍♂️✨ また、サポートとともに記事のリクエストも募集しております。