見たいスポーツとやりたいスポーツは別?
こんにちは!
こちらは12月5日16時です!
本日の英語
今日は”念のために”です!
「Just in case」
直訳すると、そのケースの時だけみたいな感じになります。
ケースは、日本でもよく使われる”ケースバイケース”の使い方と同じなので、状況という言葉が一番近いのでしょうか。
「そのケースの時だけ」→「念のために」となります。
「I'll write it down. Just in case.」
「念のためにメモしておきます」
など、日本だけに限らずこちらでも頻繁に使う熟語のように感じております!
本日の話題
今日は「見たいスポーツとやりたいスポーツは別?」という題名にささていただきました。
ここ最近、観客を集めることに焦点を当てたほうがいいとか、様々な興味を集めるようにした方がいいということを記事にしてきましたが、なぜそう思うかについて話です。
※以下参照
先日、フェンシングの太田会長のインタビュー記事で読んだことなのですが、これはすごく説得力がありました。
(ホントは記事のURLを貼り付けようと思ってたのですが、見つからなくなってしまいました…。)
2つの競技を比較!
まずはバスケットボールです。
バスケットボールは、現在日本で最も競技人口が多いスポーツです。
野球かサッカーだと思っていませんでしたか?
僕はそう思っていたので驚きでしたが、確かに小学生から大人まで人気があるスポーツですよね。
しかし、バスケットボールのプロリーグであるBリーグの年間観客動員数は、他の競技と比べると普通レベルだそうです。
その対比として出すのは、フィギュアスケートです。
フィギュアスケートの競技人口は、他の競技と比べると少ない割合に入ります。
習う場所が少なかったり、レオタードにお金がかかるとかっていう理由がかなり多いと思います。
しかし、観客動員数はどの競技にも負けず劣らずの数値を持っています。
テレビ中継では最も視聴率を稼いでると言っても過言ではないのでしょうか?
観客席はいつも満員ですよね。
なぜ?
なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
僕の今日の記事の題名通りでいくと、バスケットボールがやりたいスポーツ、フィギュアスケートが見たいスポーツということになります。
やりたいスポーツに関しては野球やサッカー、水泳なども同じと言えましょう。
僕の勝手な見解ですが、やりたいスポーツは場所や道具に関しての制限が少ないと思います。
誰もがどこでもできるスポーツだからこそ、身近にあり、やりたいと思い、競技人口が増える。
指導したいと思ったら、多少の道具と公園を確保すれば教室が開ける。
言い換えれば「やりやすいスポーツ」だと思います。
では、逆にフィギュアスケートは?
スケートリンクはどこにでもあるわけではないし、遊びから始めるきっかけもなかなかない。
スケートシューズは手軽に手に入るようなものではないし、レオタードを買ってあげて、本格的に選手として始めようと思うには少しハードルが高い。
指導しようと思っても、もともとあるスケートリンクの教室に就職するか、お金があれば、自分でリンクを設立するか笑
しかし、華やかなスポーツなので、「見たい」と思ってくる人はたくさんいます。
しなやかな体から繰り出されるポーズ、普通の人では理解できない高速のスピン、ドキドキしてしまうジャンプ。
誰もが目を輝かせて見にくる要素がその競技にはたくさんあります。
極論、こういうことだと思うんです↓
「珍しいか珍しくないか」
近くにいつでもあるものと、なかなか見ることができないもの。
そこではっきりとスポーツの2つの分類が別れていると僕は思います。
新体操は?
新体操に関しては、言わずもがなですよね。
もちろん、「見るスポーツ」です。
フィギュアスケートと一緒で場所の制限が多いし、ユニフォームや曲・道具も高い。
習おうと思ってもなかなか習えないし、指導者を探すのでも一苦労。
気軽に
”今日の授業後、キャッチボールしようよ!”
というテンションで遊べる競技でもありません。
でも、珍しい以上に男子新体操には見る価値がありますよね?
派手なアクロバット、理解できないほどの同調性、男子とは思えない柔軟性。
とっても華やかな競技です。
な!の!で!
見ることに特化した競技づくりをしなければならないのです!
多くの人に見てもらわなければならないのです!!
正面があるから後ろにはお客さん入れられないなぁとか、毎年こうだから今年もこの感じの試合で。
なーんて言ってる場合ではないのです!
とにかく、多くの人の興味が集まっているものを探し、それを呼び、今まで新体操という言葉に触れたことのない人を会場に呼ぶ。
SNSでネットワークを広げ、毎日一回ずつは人の目に新体操という言葉が入る環境を作る!
今後の新体操界には必ず必要なことだと思うんです…!!
まとめ
とにかく見やすい競技に。
とにかく華やかに見える競技に。
とにかくわかりやすい競技に。
とにかく面白い競技に。
この僕の気持ちはどこにぶつけたら良いやら笑
だんだんブログに書き込むだけでは気持ちが収まらなくなってきました笑
僕はこの競技は、誰をも虜にできる競技だと思っております。
だって、海外で外国人の人に見せたら驚かない人いないもん。
なんなんだこれ!!どうやってやっているんだ!!!
っていう人しかいないもん。
やり方次第です。
ではまた次回!!
井藤 亘(いとう わたる)
・シルクドゥソレイユアーティスト(Cirque du Soleil)
Twitter:@wataru_cirque
Instagram:@wataru_cirque
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