ウォーミングアップ解説の前に
こんにちは!
こちらは2月5日16時です!!
本日の話題
先日よりTwitterで予告をしておりました、僕のウォーミングアップのルーティンの紹介を徐々に始めていくのですが…。
その前に!
そもそも、
僕にとってウォーミングアップってどんな存在なの
というところを話していきたいと思います。
練習前の大切な時間
2つの理由があって、僕はウォーミングアップを大切にしています。
1.怪我予防
大きな怪我でいえば、
ジュニア時代に膝の怪我を1回。
高校時代に足首の怪我を1回。
学生時代に腰の怪我を1回。
この他にも、首・肩・手首・肘などなど…。
20年弱の新体操人生の中で様々なところを痛めました。
痛みを伴いながら練習をすると、練習中の意識の50%程は痛みに持っていかれますし、体の力が抜けきらないので、演技自体もキツくなります。
練習に参加できない程の怪我をすれば、チームメイトに迷惑をかけ、その年の演技を無駄にすることに繋がりますし…
何より、何もできない自分に対してストレスが溜まります。
当たり前の事ですが、そのような経験が僕に"怪我をしたくない"という強い気持ちをくれました。
自慢ではありませんが、怪我をするたびに専門の方から治療法や予防法を学んできたので、してきた怪我の数だけ知識を持っています。
そのため、僕の行っているストレッチは、"新体操において痛めやすい部分をカバーするためのもの"になっています。
2.気持ちの均等化
新体操は対人競技では無いので、自分のパフォーマンスを揺るがす原因は、自分にしかありません。
そのため、毎日の練習をいかに同じ気持ちで、同じ体調で取り組めるかが、試合への準備として大切なポイントになってきます。
毎日毎日練習していれば、気持ちが乗らない日だってあるし、変にテンションが高い日だってあります。
それらを全て通常通り(練習をするのに適したメンタル)に整えるのも、ウォーミングアップの役割だと僕は思っています。
そのため、
"自分の嫌いな事をしない"
ということにもこだわっていました。
いくらいい運動で体に効くからと言っても、嫌いなら気持ちが乗らないからです。
ただ、語弊が生まれるといけないので補足しますが…
気持ちを理由にして、体に効果がある事をしないということではありません。
"自分の嫌いなやり方をしない"
という言い方が正しいかもしれません。
走って体をあっためてからの方が、ストレッチは痛くないからやりやすいし、体をあっためる方法も、走る・トランポリン・縄跳びなど何個でもあります。
好きな音楽も聞くし、自分が使いやすい道具も使います。
しなければいけない運動を、自分がストレスを感じないやり方、順番に調整する。
これが、練習前の気持ちを均等化するためにこだわってきたことです。
まとめ
この2つの理由から、調整を繰り返してきたウォーミングアップを今後動画で紹介していきます!
(きっとこれからも調整は続きますが)
怪我の予防法や治療法なんて山ほどあるし、それぞれの専門の先生から言われることも様々なので、どれが正解かは分かりません。
ただ、自分に1番フィットしているのは確実です😊
では、次回からの解説をお楽しみに!
井藤 亘(いとう わたる)
・シルクドゥソレイユアーティスト(Cirque du Soleil)
Twitter:@wataru_cirque
Instagram:@wataru_cirque
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