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僕と純喫茶 vol.1 「ロッジ赤石」 −浅草−

今朝の東京は天気にも恵まれ、目が覚めた瞬間ふと外に出たい衝動に駆られました。身支度を簡単に済ませ玄関の扉を開けた瞬間、朝の冷たい空気がツンと鼻先を通り抜けどこか懐かしい冬の匂いを感じました。さて、今回の目的地は浅草。浅草を選んだ理由は言うまでもなく今回紹介するお店にあります。以前何となく立ち寄った本屋さんで何となく手に取った雑誌で紹介されていたのがどうしても頭から離れず、行ってみることにしました。

浅草と言って思い浮かべるものは、東京の観光地としても非常に知名度が高い浅草寺ではないでしょうか。国内外問わず年間約3,000万人もの観光客が訪れているそうです。これまで浅草観光と言えばお昼のイメージがありましたが、実は夜に訪れるのもおすすめと最近知り浅草をもっと知りたくなりました。

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今回訪れたお店は浅草寺から徒歩3分のところに佇む「ロッジ赤石」さんです。少し暗めの店内に漂う珈琲の香りにゲーム機テーブルとレトロな魅力に、入店早々心が踊りました。昭和48年創業の喫茶店で地元の方々から愛されて続けているのがすぐに分かりました。時間はランチタイムを過ぎていましたが店内は幅広い年齢層の方達で賑っており、珈琲と共に誰しもが長居してしまう不思議な居心地の良さがこのお店にはありました。

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早速席に案内されて注文したものはお店の名物でもある「ナポリタン」と「メロンソーダ」。一部からは「ナポリタンの聖地」とも言われているそうです。レトロ感溢れる店内を眺めながら待っていると、目の前にナポリタンが登場。心の中でガッツポーズが出ました。まさに見た目が僕の好みのど真ん中。具材はピーマン、玉ねぎ、ハムといたってシンプル。一口食べるとケチャップと少し太めの麺が絡み合っており程よいコクと酸味、甘みが口の中に広がりました。最近なかなか自分好みのナポリタンに出会えていなかったので本当に来た甲斐がありました。

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あっという間に完食し、お会計を済ませお店を出るとまた冷たい空気がツンと鼻先を通り抜けました。今朝感じた冬の懐かしい匂いと共にまだほんのり店内の珈琲の香りがしました。何だか心が温かくなったと同時に「また来たいな」と思わせてくれる素敵なお店でした。皆さん、浅草を訪れた際は是非立ち寄ってみては如何でしょうか。

営業時間などの詳しい情報に関しましては、下記のページを参考にしてみて下さい。

https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13058004/


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