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2021年度を振り返る⑧

自分の安心を求めて

4月が始まった。残り1年・・・。
私の中では、今年度のことではなく、来年度のカウントダウンが始まった。

ホコリを被っていた営業マンというペルソナ。まず私がしたことは、学校に協力していただく方々の発掘であった。

学習指導要領の総則にも「社会に開かれた教育課程の実現」とあるように、今まで学校というものが特別視されていた場所、敷居が高い場所から、地域の一部とならなければならないと考えた。

そのためには、まず学校自体が動くしかないと考えた私は、自治体や地域の企業のお話を直接聞きにいくということから始めた。

学校の先生は受け身な部分があると思う。わざわざ企業や上位校に出向くということはほとんどしない。どちらかというと学校という要塞にいて、来ていただいた側の提案を聞くというスタンスが一般的ではないだろうか。(出向く場合も招待されていく場合が多い。)

また研修と言っても教育内での研修であって、その枠から出ることはあまりない。(講演する人も教育に携わった人や実践された先生が多く、先生が先生に教わるという構図の研修が多い。)

私は、4月のスケジュールを埋めることをモチベーションにしていた。授業以外の空き時間はすべて電話でアポイントに使用した。そしてリモートか直接出向き、次年度から学校が変わるという宣伝も含め、様々な方の声を聞く時間を作った。またスマホに始めてfacebookをインストールし、土日は探究についてのセミナーに積極的に参加した。

スケジュール帳を見ては、「よし、今日も1日これをこなすぞ。」とか、「今日の午後の時間が空いているから、アポイントとれたら、直ぐに伺おう」と行動した。

この行動は、私が先生という職業だけ行っていたら、できなかった行動だと思う。営業時代、新規開拓のお客様を獲得するために、1日50件以上企業を訪問したときもあったなぁ。

営業のペルソナは20代前半に作ったもの。営業スキルと同時に、無知が故の行動力も備わっていた。

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