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光と影

まずはじめに、前回のnoteを読んで下さった方々ありがとうございました。引用RTをして下さる方が多く、自分自身も沢山の学びを得ることができました!!!

まだ読んでいない方がいましたら、是非読んで頂けると嬉しいです!!!

そんなこんなで、今回のnoteでは前回の一流の選手という光を浴びている所とは真逆の人目につかない影のお話をしていこうと思います。

正直、自分は努力している姿を見せるのが嫌なタイプです。小さい頃は、友達に自主練してる姿を見られるのが嫌で嫌で仕方なく、近所の公園ではなく、自転車で少し離れた公園まで通っていました。笑

しかし、今回は光と影の両方を味わった自分の経験が誰かの力になるのではないかと思い、当時の心境を綴っている為、是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

特に、上手くいかずに悩んでいる方、思い通りに物事が進まずに葛藤している方に読んで頂きたい文章になります!

それでは、本題に入っていきたいと思います。

「光が多いところでは影も強くなる」

この言葉はドイツ人の小説家ゲーテの言葉であります。(一丁前に書いていますが、彼が何をしたかなどは全く知りません。笑)

意味は

光が強く当たっているところでは、影は濃く出る。とかく人は、明るく照らされているところだけを見てしまう。しかし、その裏には、光の強さに比例する強さの影の部分が必ず存在することを忘れてはならない。

この言葉の光と影をチームに置き換えると、試合に出てるメンバーが光試合に出てないメンバーが影となります。更に深掘ると、スタッフさんや物品を提供して下さるサプライヤーさん、応援して下さるファンの方々も影に当てはまりますね。

自分は、チームが勝つ為には、光(試合に出てるメンバー)が影(試合に出てないメンバー)の想いを汲み取り、影(試合に出てないメンバー)がチームの為に貢献することが必要だと思います。

実際、自分が試合に出ている時は、ベンチメンバーの声掛けや振る舞いに何度も救われていました。特に、塁くんとこうへいくんの振る舞いは見習うことが多かったし、いつも助けられてたな。。。

影を経験した話

全日本選手権都大会予選が始まった9月頃。

全く試合に絡めない時期がありました。

即戦力の選手達の加入や試合時間が10分、相手も最初から引いて守っていた為、固定メンバーかつ交代無しでも十分に闘える状況だったのが理由です。

経験豊富な選手達に比べてまだまだ力不足であることや引いて守っている相手に対して自分の良さを出せないことは痛感していました。

しかし、冷静な時に試合に出れないことを受け入れられたとしても、いざ現実を目の当たりにすると素直に受け入れられない気持ちや不満が募ります。

片道1時間半かけて通った練習試合で出場時間0分。

紅白戦では、次の対戦相手の役割を果たす為、アピールができない。

セットプレーの練習ではダミーのディフェンス役。

毎週、公式戦が行われていた為、このような日々が暫く続いていました。

何よりも大事なことは「個人の結果」ではなく「チームの結果」であり、腐るほどダサいことはないと思っていたし、ふてくされた態度を表に出すとチームに悪影響を及ぼすことは理解しています。

しかし、感情を押し殺すことはそう簡単ではありません。ましてや、人間は追い込まれた時に本性が出る生き物であるため、弱い自分は何度もふてくされた態度を表に出したくなりましたが、その都度「今の過ごし方でチャンスが来た時の結果が決まる」と言い聞かせ、グッとこらえていました。また、同じ境遇の選手に相談したことで救われていた部分も大きくあります。ゆうだいさんとしゅうまくんには、マックでよく話聞いてもらったな。。。

今振り返ると、この時の過ごし方が後々チャンスが来た時の結果に繋がることになります。

試合に出られない時の心境を書いたメモ

誰かに見せる事はないと思っていたので、殴り書きで誤字脱字もありますが、、、笑

試合に出られずに葛藤していた当時のメモにはこのようなことが書かれていました。

光の時に意識したこと

チームが勝ち進むにつれて、正規の試合時間になった関係や主力メンバーの出場停止などもあり、徐々に自分にチャンスが回ってくるようになりました。

当時の自分の心境としては、失うものは何もなかった為、かなりギラついていました。笑

失うものがない人って強いですよね。笑

そして、そのギラついた気持ちを持ちつつも
一つだけ絶対に忘れないようにしていたことは

出れない選手の気持ちを背負って闘うこと

実際、当時のインタビューやTwitterでもそのように発信していましたし、日頃からその気持ちは忘れないようにしていました。

なぜなら、試合に出れない選手が何よりも辛いことを経験したからです。

繰り返しにはなりますが、どれだけ頭で理解していたとしても自分の感情を押し殺すことはそう簡単ではありません。自分の経験上、一生懸命に取り組んでいればいるほど難しいことだと思います。

努力が結果に繋がらないことは本当にしんどいし、ライバルを応援するなんて意地でもしたくありません。

しかし、フットサルは個人スポーツではなく、チームスポーツ。チームメイトはライバルであり仲間です。そして、最も重要であるチームが勝つためには「チームの一体感」が必須であり、影であるベンチメンバーの力も必要になります。

だからこそ、自分は試合に出ることに対して強い責任感を持ち、点を決めた際は真っ先にベンチに向かうことを決めていました。なぜなら、「皆のおかげだよ」ということを表現し、喜びを共有したかったからです。それに対して、試合に出られなくて悔しいはずの選手達が「ナイス」「よくやった」と自分の事のように喜んでくれたことが本当に嬉しかったですし、あの瞬間は生涯忘れられない思い出です。

光と影を経験して学んだこと

正直、常に光を浴びてきた選手は影の気持ちは理解できないと思います。自分も実体験をすると想像の何倍以上も辛い経験でした。

そして、このような経験を経て、影の時の振る舞いでチャンスが来た時の結果が決まることを実感しました。

人間は上手くいっている時は何も考えなくても上手くいくし、自ずと努力することもできます。また、自分自身に余裕がある為、周りに気を使うことができます。

では、皆さんも自分事に置き換えて少し考えてみてください。

上手くいっていない時に普段と同じような行動ができていますか?

時には、自分の感情を押し殺し、周りの為に貢献できていますか?

矢印は自分に向いていますか?

いかがでしょうか?

自分は、上手くいかない時こそ本来の人間性が出るのかなと思います。

そして、先程から何度もお伝えしていますが、これは頭で理解していたとしても、いざその状況になるとプライドや周りの声に左右され、感情をコントロールすることは難しくなります。

お酒を飲みすぎると酔っ払うと理解しているのに、いざ飲み始めたら楽しい雰囲気に流されて止まらないのと一緒ですね。笑

自分自身も偉そうに今回のようなnoteを書かせて頂いていますが、上手くいかない時に余裕がなくなり、周りの方々に当たってしまうこともあります。

(つい先程、電車に乗る直前に寄ったコンビニで店員さんがもたついてて少しイライラしてしまいました、、、反省します。)

しかし、冷静な時に自分の行動をしっかり見つめ直し、悪かった時は素直に認め、相手に非があるのであれば謝るようにしています。イライラして文句を言っちゃった時とかですね。笑

自分の非を認めることは大事だと思います。

そして、最後に。

今、上手くいかずに悩んでいる皆さん。

悩むということは自分と向き合っている証拠であり、誰しもができることではありません。そして、今の葛藤や悩みを受け止め、自分と向き合うことで必ず今後に繋がります。本当に辛くなった時は周りの人の力も借りて乗り越えてください。

辛い日々を乗り越え、結果を残した暁には、是非一緒に笑ってボールを蹴りましょう!

楽しみにしています!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

よろしくお願いします!!!