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「緊急時」に力が発揮できないのは「準備不足」が9割

どうも、
元自衛官の、わたろうです。


自衛隊をやめた後、
一般企業に勤めた私ですが、


実は、1社目を速攻で
やめています。


勤務期間にしたら、
3ヶ月程度でしょうか。


どうして辞めたかは
さまざまな理由があるのですが、


一番は
「時間感覚」のズレ。


自衛隊では
1分単位のスケジュールが組まれていて、


時間に遅れる=極刑です。


誰かが遅れれば
連帯責任です。


なので、
私は時間をすごく気にします。


基本的に、


無断で遅刻する人は
許せない人間です。


「ごめん、遅れる!」のひとことがあれば
いいのです。


無断遅刻とは、
相手の時間まで奪っていることを


キモに銘じなければ
なりません。


転職先を辞めた理由は、


私の思う時間感覚とズレており、
ストレスだったからです。


私は
時間にうるさい人間です。


なぜここまで
時間にめちゃくちゃこだわるか、


自衛隊時代の話も交えて
紹介します。



時間は「無限」ではない


会社を辞めた理由のひとつが
「残業ありき」の働きかたです。


「ま、終わらなくても
 残業すればいっかー」という考え。


私は許せません。


なぜ、


時間内に間に合わない
前提で仕事をするのか。


ここに
大きな疑問を抱いていました。

そもそもですが、


終わらせるつもりでやるのが
仕事です。


ちょっとキビしいと
言われることもありますが、


時間を
無限だと勘違いしていないでしょうか?


当たり前ですが、
時間は有限です。


これは
みなさん、知っている事実。


だから、
いましかできないことに
取り組んだり、


後悔のないように
新しいことに挑戦したりするのです。


なのに


日常では
この事実を忘れがちです。


辞めた会社の同僚は
残業すればいいと言いつつも、


日中はパズドラをやっていました。


私はこの感覚に
違和感を感じてしまったのです。



後悔するのは、いつも「後」


どうして
先のばしということが
起きるのか。


それは、

いま
問題になっていないからです。

そもそもですが、


超・緊急事態だったら
なりふり構わず行動するはずです。


家が火事になっているのに、
悠長にYouTubeなんて
見ないですよね?


なんたって、
目の前に危機が迫っているのですから。


しかし、


この問題の距離が遠くなると
先のばしにするのが人間です。


いい例が「夏休みの宿題」です。


あれにお世話になった人も
多いのではないでしょうか?


どうして、


宿題は終盤にラストスパートを
かけることになるのか?


それは
宿題が、夏休み序盤にとって
脅威でないからです。


確かに、
1日、2日、
宿題をやらなかったからといって、


大きな問題になることは
ありません。


ですが、これを
1日、また1日と放置し続けた結果、


夏休み終了直前で
危機に気づくんです。


「あ、やっべ!」


そう思った頃には
すでに遅し。


火事でいえば
すでに火が燃え広がった状態で
気づいているようなものです。


そう、


時間を先のばしにした後悔とは、
決まって遅れてやってくるんです。



窮地で動けるのは「準備した者」のみ


ちょっと熱くなってしまいましたが、

私が転職後の会社を
超速で辞めた理由、


「時間感覚のズレ」です。


そしてこれは
経験したのでわかるのですが、


土壇場で発揮される力とは、
「準備」によって決まります。


緊急時に焦らないように、
緊急じゃないときに、準備する。


夏休みでいえば、
毎日コツコツと


積み上げた方が正解ということです。


私も自衛隊のころに
経験したのですが、


装備品をつかうと、
1回1回、整備するんですよ。


私は面倒くさがりゆえ、
整備が大っ嫌いだったのですが、


ちゃんと意味があります。


そもそもですが、
自衛隊の本来任務は


「有事」のときです。


なにか大きな危機に直面したとき、
真っ先に動かねばなりません。


災害派遣が
わかりやすいかもしれません。


その来るべきときに向けた準備。


そのためには

緊急時じゃないときに
準備するしかないのです。

夏休みの宿題と同じで、


お尻に火がついてからの準備では
遅すぎます。


火がつく前から
コツコツ積み上げるからこそ、


いざという時の
力になるんです。


宿題だけに限らず、


✅ 勉強
✅ 読書
✅ note
✅ 練習


すべては
未来につながる行動です。


確かに、
体が重くて、

思い通りに
動けないときも
あるでしょう。


そんなときでも

基本に立ち返ってみてください。

時間は
無限だろうか?


答えは、否です。


そして私たちは、
いまよりさらに、成長したいと願っています。


そして
その成長を実感できるのは

もっともっと

先の未来かもしれません。


どんなに小さな行動でも
未来につながっていると思えれば、

自分の行動に意味があると
思えますし、

時間も
有効に使えると感じる。


時間とは、
考えかたです。


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