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大きな人間関係トラブルは、知る努力を怠らなければ回避できる

どうも、
わたろうです。


いやー、人間関係って
むずかしいとは思いませんか?


いきなりなんだ、と思ったかもしれませんが。


ちょっと、昔を思い出してですね。


私は10年間、陸上自衛隊にいて


人生の多くを
団体行動に費やしてきたわけですよ。


団体行動では
人間関係の連続です。

協力。
対立。
賛成。
反対。
出会い。
別れ。

関わる人に変化はあれど、
人間関係はむずかしい。

昔も、今も、

その考え方は変わっていません。


人間関係で失敗したことが
私にはめちゃくちゃあります。


ですが、
失敗するなかでも
わかったこともあります。


それが、


人間関係では

相手を知る努力を
おこたっちゃぁ
ならんということですよ。



すれ違いは「理解不足」から生まれる


人間関係のすれ違いは
どこでも起きます。


そうするなかで
「こいつとは合わない」という
存在も必ずでてきます。


なぜ、そう思ってしまうのか。


多くの場合は、


相手の持つ「考え方」に
理解できないから。


行動の基準や、
優先順位の基準、


ありとあらゆる
基準がバラバラ。


ゆえに
「こいつとは合わない」

そんな結論に至る。


しかし、

その結論になる瞬間は、

多くの場合、
相手の表面しか見ていないのです。


例えばあなたは、


移動のときは「車派」だろうか?
「電車派」だろうか?


私は断然「車派」です。


これを聞いて
どう思ったでしょう?


移動先にもよると思いますが、


私の意見に「賛成」する人もいれば
「反対」する人もいるはずです。


しかし、
その理由はあなたの経験から導き出された
ものではないでしょうか。


なぜ私が
「車派」かといえば、

超・ど田舎にすんでいて
電車というインフラが近くにないから。

ゆえに
車のほうが便利なのです。


電車や、バスなどに
縛られない移動ができる。


そのため、
田舎では多くの人が車を選びます。


私が「田舎に住んでいる」
という「前提」を聞いたら、どうでしょうか?


まぁ、仕方ねぇか、
と思う人もいるのではないでしょうか。


そう、


相手の前提を知ると、
とたんに理解できることが


往々にしてあるのです。



人間は「直感」に任せて生きている


だから私たちは
相手のもつ背景や、考えに
フォーカスしてみる必要があるのです。


「どうして相手はそんなことを言うのか?」

「相手が発言する理由はなんだろうか?」


ちょっと立ち止まれば、
回避できそうな気もします。


しかし、

そこがむずかしいのが、
私たち人間。

っというより、脳みその構造です。


私たちは、
「直感」の生き物なんです。


同時に、
「直感」のおかげで、
スピーディーに行動ができるのです。


私たちは
習慣化した行動は
いちいち考えませんよね?


例えば、歯を磨くとき。


深く考えないはずです。


掃除も、
お風呂も、
お化粧も、


パッ、パッ、パッ、と


テキパキできちゃうのは
直感のおかげでもある。

これは
私たちが身につけた
ショートカット機能。


貴重な機能なんです。


同時に、
この「直感」が
すれ違いを引き起こすんです。



私たちは、表面の情報を「直感」で判断する


食べ物の
「好き」「嫌い」と似ています。


人は直感で
「合っている!」「間違っている!」を
ジャッジします。


あなたの価値観に
反することを言われたら
ムッと思いますよね?


私だって思います。


「なんだと、このヤロー!」と
思うことなんて、しょっちゅうです。


これは
脳みそ様が直感によって
勝手に判断しちゃうから。


しかし忘れてはいけないのは、
この直感に「相手の理由」と「相手の背景」が

深く考えられていないこと。


いわば、

「相手の口からでた言葉」しか
情報はないのです。


経験、心理、価値観


これらを知れば
まぁ、仕方ねぇな、と思えるものも

言葉だけだとすれ違いが起きる。


当然です。
情報量が圧倒的に少ないからです。


直感によるすれ違いを
防ぐためにも、


私たちは日頃から直感に対して、


ブレーキの踏み方をおぼえなければ
いけないのです。



直感にブレーキをかける「キッカケ」を知る


相手をすぐに決めつけないためにも


「なぜだろう?」
「どうしてだろう?」

と、自問自答することは
必要なことです。


暴走して相手をジャッジしないためにも


このブレーキを踏むべきタイミングを
見極めねばなりません。


明確にブレーキを踏むべきタイミングが
1つだけあります。


それが、


心がザワついた瞬間です。

怒り、
苛立ち、
不安、


こうした心が
ザワザワする瞬間。


このときほど、
相手を直感で否定してしまい、

ブレーキがぶっ壊れます。


反対意見にたいして
踏みとどまることは、簡単ではありません。


どうせなら
「お前は間違っている!」と
一掃することは簡単でしょう。


しかし、
そこでグッと堪えられる人ほど、

私には魅力的に映るのです。


「器が大きい人」とは

まさに
自分にブレーキが踏める人、と思っています。



自ら歩み寄れる人に人望が集まる


私も自衛隊入隊当初は
とても甘かったです。

高校卒業して
すぐに入隊したこともあって、

年上の隊員とは
めちゃくちゃ揉めました。


まじで、すみません。


今思えば、
すべてを包み込んでくれるような
大人な対応をした年上隊員は、


やはり人望がありました。


相談もしやすかったし、
大抵、まとめ役に抜擢されてます。


人からの信頼は
日常の感情コントロールから、
生まれてくるのだと思います。


自己研鑽して、
自分の感情をコントロールする。


そして、
相手に貢献するからこそ、

本当の人望が身に付く、
そう思っています。

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